2020年1月1日水曜日

迎春2020

新年となりました。
この研究室ブログをご覧いただいている皆さまにとって良いお年となるよう祈念しております。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

除夜の鐘が尽きるのも待たずに飛び込んできたのは、前任校時代に親交のあった中国からの留学生のメッセージでした。学部卒業後は進学を希望していたので、行く先を心配していたのですが、努力家のこの学生は、苦難の道を切り開いて国立大学へと進学し、この春から日本企業で就職することになりました・・・という近況報告を含めての新年のご挨拶でした。

縁起だな、と思うのです。

昨年末の台湾の学会を終えて、改めて自分の中国語の力を高めたいと思っていた矢先でした。琉球・沖縄研究からその先を考え続けて、台湾へ行き、東南アジアとの接点が見えると同時に客家とのつながりも視界に入ってきているのです。

世界のつながりを感じさせる出来事でした。新たな世界への扉は、別のステージに用意されているのではなく、このステージにおいて足場を固めて自ら創っていくものであることを確信できる、意義あるメッセージ、特定の個人からではなく天が与えてくれたメッセージのように感じています。

Kさん、メッセージをありがとう。
新しい年を迎えて、あらためて人のつながりの妙を噛みしめております。

この学生ホールでよく勉強している努力家の学生でした