2015年8月31日月曜日

フィールドへ 3

本日は、渋川西部、渋川、豊秋、金島を巡っています。全体と部分、その地域の特性をつかむべく、歩き回ってきました。

それぞれの地域の公民館にも立ち寄らせていただき、館長さんをはじめとするスタッフの方々から意義深いお話を聞かせていただきました。金島公民館が休館日だったのでご挨拶できませんでしたが、また後日に。

平成の大合併の影響が色濃く残る渋川ですが、多様性を活力のもとにしていきたいですね。

課題
社会教育と学校教育をつなぐこと。


2015年8月29日土曜日

上流東国文化,という言葉

現在,学生が投稿する論文のチェックをしているのですが,この言葉を使えたら便利だな,という言葉があります。それがタイトルにある「上流東国文化」という言葉です。

よく知られていますが,群馬県には多数の古代遺跡があります。
着任当時に専任教員の車に乗せられて畑のなかを突っ走っているときに小高い丘が見え,「あれなんでしょうねえ?」と聞けば,「古墳ですよ」の返答を聞いたときの衝撃。すぐそこの身近なところに古代があるということはなかなかな地域資源です。

古代において群馬が上国とされ,栄えた理由についてはいくつかありますが,1つには農業生産物の豊かさを挙げることができます。これは先のフィールドワークでも実感したことですが,これでもかと言うくらいの豊かな農産物があります。

群馬県の食料自給率はカロリーベースだとコメの生産が少ないので34%くらいですが,生産額ベースでは92%に達しています(2014年)。同じ「北関東」に分類される茨城や栃木に比べると少ないのですが,農業就業人口や農地面積が茨城,栃木はおろか,千葉や埼玉以下でありながらのこの数字は誇っていいのではないかと思います。土地が豊かな証ではないでしょうか。そうした農産物は流通にのって大消費地である南関東へ多く流れていきます。

また,群馬は利根川水系・荒川水系の上流であり,水も豊かです。

古代文化,農産物の生産地・供給地,自然環境としても水系の上流,さまざまな意味で群馬県は東国の源流として位置づけられるのではないかと思うのです。

現在,東京を中心に南関東は「交換の繁栄」「サービスの繁栄」を謳歌していますが,海に開けたその地域性からすれば道理でありましょう。こうした下流にある南関東に対し,群馬県はその上流にあって,生産物を供給し続けています。財ばかりではなく,人も。戦後,4人もの首相を輩出した群馬県は豊かな人材をも東京に供給しているとも言えましょう。

「なんで就職,東京に出ないの?」という問いに対して学生が答えた言葉。
「だって東京とか,地震ですぐぐらぐら揺れるし,建物もあんなにあって危ないじゃないですか。」
何気なく答えた学生のその言葉の中に群馬という土地に対する揺るぎない安心感を感じました。三方を山に囲まれて南は開けているこの地形は確かに安心感があります。

こうした群馬の特性を「上流東国文化」という語に集約すると使いやすいかなと感じています。
まだまだ練らなければならない語ではありますが,備忘として書き置きます。






2015年8月28日金曜日

フィールドへ 2

さて、本日は伊香保、小野上、子持、古巻へ。

伊香保から小野上への道はやんばるに似て、往時を想い出しました。

直近の合併により新たに渋川市になったところを早めに見たかったため、北橘、赤城、伊香保、小野上、子持を廻らせていただきました。

市内では周縁にありながら、各地域ともコミュニティ施設が集約されており、地域コミュニティの核心として長く歴史を刻んできたことが伺えました。

今回のフィールドワークで各地をまわっての確信は地域資源の豊さです。これは学生にも実感してもらいたいものです。また、ゼミで掘り下げることにしましょう。

2015年8月27日木曜日

フィールドへ

渋川でのフィールドワークを始めています。

まずは学生がお世話になった地域からということで北橘から赤城、伊香保と順次すべてまわっていくつもりです。

週に3地域が限界かなあ!

2015年8月13日木曜日

渋川研究Kick Offです

昨日,研究室の学生が集まり,今後の調査・研究の流れについて情報を共有しました。
あとは,簡易ではありますが,社会調査法のレクチャーです。

地域研究の第一歩は土地になじむことから。
自然になじみ,そこにあるものになじみ,ひととの関わりをもつ。
そこに愛着が生まれることを祈りつつ,散会しました。

会合後,この調査・研究について,インターンシップの学生に説明をとの依頼のお電話を頂戴し,お引き受けいたしました。他大の学生となりましょうが,新たな広がりができることを楽しみにしています。コミュニティ・デザイン(まちづくり)に参加することで自らの豊かな市民性を育むという取り組みを応援して戴いている,群馬県,渋川市,高崎市新町の皆さんには心から感謝しています。これらの学生を地域に還し,良い循環が生まれることを願っています。

帰途,伊計島沖合で米軍ヘリが墜落したことを知り,またかとの思い。


画像は,渋川市中央公民館エントランスのモニュメントです。

2015年8月4日火曜日

渋川へ、翔ぶが如く

関越トンネルを抜けて関東平野に入ると、なんとなく落ち着きます。はろばろとした見渡す限りの野。渋川はそうしたところにあります。

試験終了後、一路、渋川へ。
試験期間にも関わらず、ふたりの学生は一足先に伊香保に入り、ハワイアン・フェスティバルの調査に。

中央公民館を核としてまちがどのようにレイアウトされているかを確認。
おもしろいスポットを発見。
渋川市は日本のまんなか、「へそ」と名乗りをあげているので。

2015年8月3日月曜日

渋川研究が始まりました

昨日,渋川市北橘で「古里まつり」が開催されました。
北橘に伝わる橘山伝説をもとにした中学生による古代行列が行われるのですが,この行列について調査するため,わが研究室の学生が北橘に入りました。

今年度,私は群馬県から地域・大学連携モデル事業として「地域づくりの拠点としての公民館」についての調査・研究を任されたのですが,これを学生が地域を見つめる絶好の機会と捉え,研究室全体での活動にしています。

模擬講義を実施しました

昨日のオープン・キャンパスで模擬講義を実施しました。

暑い中をご来場いただいた皆さんに感謝申し上げます。

時流に乗っかって「地方創生 ふるさとをうしなわないために」というテーマでお話しをさせていただきました。終わった後の高校生ならびに保護者の方のさわやかな拍手がとても印象的でした。

拍手にも重い,軽い,粘っこい,さわやかといろいろな感じ方があるのですが,昨日の拍手は草原をゆく風のようにさわやかでした。とても嬉しかったですね。

ご清聴ありがとうございました。