ラベル 公共空間 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 公共空間 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2019年7月5日金曜日

共著の教科書を書き上げました

いゃあ!梅雨空ですが頭の中は日本晴れな森下です。
〆切に間に合って、とても気分がいいです。

担当する最後の章を書き上げました。
この章は多文化共生に向けてのコミュニティ・デザインをテーマとし、長くお世話になった福岡の皆さんや新たな関わりを深めつつある足立区の日本語ボランティアの皆さんへのご恩返しともなる章になりました。

とりあえず、ゆっくりしたいなー。

この後、ブルガリアで開催される学会に出すペーパーを書く予定でしたが、大学時代の後輩にして先輩研究者から、「からだとこころを大切に」と諭されたこともあり、パンパンに張った帆を少し緩めようかなと。

こんなとこでディナーを取りながらさ。

教科書は8月末に公刊を予定しています。
「あとがき」も書き上げましたよっと。


2019年6月26日水曜日

ジュニア(2020)のデビュー

今日は4人、来年度ジュニア(junior=3年生)に上がる若武者たちを引き連れ、区内の日本語ボランティアの方々が主催する日本語教室へ。

行く前に研究室で簡単なブリーフィングを済ませ、電車の中で緊張をほぐし、西新井駅に降りたのは初めてだというので、区内有数のインターナショナルな空間、エンブレム・ホステルを案内。

カフェ(エンブレムホステル公式サイト)

次いで目的のギャラクシティに。

ギャラクシティ受付(公式サイト)

ギャラクシティとは足立区の誇る「遊びながら学べる、体験型複合施設」です。ここで日本語教室が開催されているのですが、今日はその活動へ学生を導きます。

4人のイケメンの登場に会員の皆さま、お喜びいただけたようですが、何よりも喜んだのは外国人居住者と親しくコミュニケーションを重ねるという非日常的な経験をした若武者たちでした。

4人、しょうへい、TSUBASA、しゅーと、I、それぞれを見ていると、フットワークも、言葉も柔らかに、指導者と学習者の間に入り込んでいきます。いいなあ!センスあるよ!


若武者のデビュー戦
コミュニケーション能力の高さ!

僕は自分が主宰しなければならない委員会のために早々にお暇させていただきましたが、学生たちは残って最後まで活動。LINEで口々に「楽しかった」との報告が。第1次的な接触は成功したようですね。頼もしく、愛すべき学生たち。来年、我が研究室に何人来るかな?

自分が全力で支援しなければならない存在が、ここ(大学)にいることを改めて認識させてくれた4人の活動でした。

2018年10月6日土曜日

東毛から県央へFW

館林、太田、そして桐生。
本日は桐生で調査計画のお願いとフィールドワークに。中央公民館の受付は明るくにぎやかで開放的な雰囲気です。こうした第一次接点に住民の皆さんへのウェルカムな姿勢を感じますね。その後は桐生の地域資源の確認へ。

画像はわたらせ渓谷鐵道です

伊勢崎に移動して、駅前の開発状況を定点観測。
「溜まり」となるベンチが東武伊勢崎線改札前に増設され、さまざまな情報を提供するモニターが設置されていました。学会発表と論文で取り上げた成果、かな?


いろいろとこなした後は高崎へ移動してパスタ屋さんへ。高崎はパスタのまちでもあります。<キング オブ パスタ>という地域興しイベントの効果もあって、東京だけでなく世界各地で修行したシェフが東京に見切りをつけて高崎を拠点に。ほんとうに個性あるお店がたくさんあって美味しいですよ。時期としては「高崎バル」の頃なのですが、それよりは食い意地。こうしたパスタも高崎の重要な地域資源です。定期的に食して味の変化を探るのもフィールドワークの一環です(強弁)。

名店はらっぱの「はらっぱ」
ジェノベーゼにトマトソースがたまらない

食は群馬にあり。
群馬の豊かさは喰えばわかる、胃袋に沁みいります。

本学は群馬に深い縁を持つ教員が多く、高崎のパスタ話でも小一時間は話が持ちます。


2018年8月25日土曜日

#福岡市 多文化共生を志向する都市

福岡市へ調査に行ってまいりました。

台風19号・20号をすり抜けながらの往来でヒヤヒヤしましたが、おかげさまで無事終了しました。先輩教員に感謝です。

あたりまえのことなのに、あえて表明しなければならない感のある「多文化共生」。
「外国人材の活用」も「社会的統合」も「同化政策」にならなければいいのだけれどの危惧はありますが、福岡市はまことに健全かつ市民の方がとても熱心でした。

とくに私が着目したのは伊都インターナショナルサークルという日本語教育ボランティアの団体です。「起立・気をつけ・礼!・お願いします!」から始まるのではなく,自由に,自然に席に着き,学習が始まります。各テーブルに分かれた日本語教育ボランティアと学習者の間に一定の「形」はありません。それぞれが自由に,そして最も効果的と判断する手法で学びが展開していきます。終わればそれぞれのテーブル毎に波が引くように帰宅の途に着きます。来年度公刊する著作のなかで詳細を明らかにしますが,代表の方,スタッフの方いずれもが素晴らしい方々でした。

さて,話題は変わって,都市にはカフェがあります。
調査中たまたま見つけたカフェがなんともシックでレトロな,しかしそれが演出ではなく歴史の中で熟成されたものであることを後に知りました。

ブラジレイロ

ここは福岡市の名店です。水出しコーヒーに涼を求めながら,ヒアリングのまとめをする時間を過ごさせていただきました。


2018年6月23日土曜日

沖縄慰霊の日

本学と足立区の共催で「観光コースからはずれてみる沖縄 シマの祈りと空間」というテーマでの公開講座を開催しました。

降りしきる雨の中をいらっしゃっていただいたすべての皆さまに厚く感謝申し上げます。


質疑応答で談論風発。終わりの時間をかなり越えても続きましたが、何回も質問していただいた沖縄ご出身のオジイ。他の方にはわからなかったかもしれませんが、私はイントネーションでわかりますよ。「琉音」ともいいます。

オジイが帰り際に「あぁ懐かしぃなぁ」と。
私もオジイの琉音が懐かしくて懐かしくて。

今日、沖縄は梅雨が明けたそうです。
さてフィールドワークの計画を立てなければなりません。今年からは研究室の学生とともに。


2018年3月9日金曜日

渋川へ 帰る場所 そのひとつとして

今日から3日間、渋川市中央公民館で定期利用団体(サークル)作品展が開催されます。

さっそく行ってきました。道中、妙義山を彼方に。ここは埼玉県と群馬県の県境となる神流川。渡れば新町です。


上越線の列車が倒木と衝突して渋川以北は普通・復旧の見込不明という状況の下で渋川駅着。


下校する高校生たちが振り替え輸送のバスへ急ぐなか、新町五叉路方向へ。徒歩十数分で中央公民館に着き、まずは来年度の協働について協議。来年度予定する調査・研究についてもアウトラインを説明させていただきました。私からの新しい提案も。

協議が終わって会場へ。
「昨年話したあの方はいるかな?」「いた!」の繰り返しでした。


写真は<かごの会>さんの展示。向こうに俳句の展示が見えます。

一昨年、昨年と、ここには20代の若い世代(私のゼミ生)が何人もいて、それは活気があったものですが、今年は静かで落ち着いた作品展でした。2016年から17年にかけて、ここをコミュニティデザインの最前線として多くの試行錯誤をさせていただきました。

私の顔を覚えてくれている方もいて、あたたかみのある会話を重ねてきました。新町の七夕まつりにお招きしたIさんもいらっしゃって記念撮影まで。

前任校の教員ではできなかったこと、それが今はできる環境にあり、それをここにどのようにつなげるかを考えています。

「昨年までありがとうございました」と何人の方に声を掛けられたことでしょう。そのたびに募るやるせなさ。忸怩たる思い。しかしこれをエネルギーとして新たなかかわりを構想したいと思います。

必ず戻ってきます。



セミ生とよくごはんを食べた<とんでん>を横目に。沼田に行きたかったけれど、上越線が不調にて断念。高崎へ戻りました。


高崎は鉄道ファンの聖地とか。
多くのファンがこの電車を撮影していました。私もノリで一葉。

2018年1月1日月曜日

迎春2018

新しい年を迎えました。

皆さま今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

今年はゼミが群馬から東京に引っ越します。大学が変わっても、まちづくりなどに参画して地域に根ざしながら学生の(公共)キャリアを開発する研究室の方針は変わりませんので、これまで同様ご愛顧くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

今年は、私の建築外部空間研究、なかでも公共空間研究の原点である沖縄での調査・研究を深めたいと思います。

また、渋川市公民館との協働の継続を図ります。公共空間を構成する公民館は協働実践の場として極めて重要です。

そして、東京下町です。すでに進行しているプロジェクトもありますが、それ以外にもコミュニティ研究の対象をいくつか絞り込んでいます。また、他の研究者との共同研究も予定しています。

これに加えて、キャリア研究が新年早々から大きく進みます。ゼミ生をはじめ、関わりあるすべて学生の将来設計に自信をもって関わることができるためにも。

皆さん、ともに力を合わせて人類史を前に推し進めましょう。

2017年8月11日金曜日

澄明な空間

沖縄の固有信仰の空間を博士論文のテーマとして選んだからというわけではないのですが、宗教的な空間が好きです。門前町の生まれですし、もともと好きだったのでしょうね。

それは宗教が好きというとりも、人々が長年にわたって大切にしてきた空間のもつ清澄な気が好きだからなのだと思います。とんでもない宗教とか偽善者の集う宗教もありますけれどね。長年その地に根を張っている寺社は特に、それを司る人間がどうであれ、場として貴重な空間だと思うのです。

お参りした神社は約1900年前に創建されたと伝えられ、徳川綱吉公の頃に現在の地に遷座しておよそ300年。いったいどれだけの人々がこの地を訪れて大地を踏み固めていったのだろうと思うと気が遠くなるような気がします。

東京ではまわりのビルに負けじとアクロポリス化する神社も多いのですが、こうして建物がしっかり地面についている方が、大地の鎮めとなり、気が澄んでいるような。

良きことが2つありました。


2017年3月9日木曜日

公共空間としての公民館 渋川と沖縄と

本日は学生と定期利用団体作品展の準備をしながら、あわせて来年度の展望について公民館職員の方々と打ち合わせを実施いたしました。

私は、沖縄における神アサギ・トゥン研究から、コミュニティの公共空間研究に入りました。

神アサギやトゥンは古琉球から琉球王国、そして現在の沖縄県をつなぐ時空を越えた「場」ですが、そこには多くの場合公民館が設置されています。「民族の魂」とも言える場に公民館を同居させるところに沖縄の人々のアイデンティティを希求する心を感じることができますね。神アサギやトゥンは、旧来「祭祀施設」の意味を併せ持つ公共空間でしたが、琉球固有信仰の衰退もありましょうか、現代的な用途をさらに付加させて存在させる例が散見できます。「なくさない」という意志を確かに感じるのです。神アサギやトゥンには主として固有信仰に用いる建物もあり、これにヤマト(本土)化の象徴とも言える「鳥居」を付加する例もありますが、私見として、それはかつての台湾神宮、朝鮮神宮のように違和感を感じざるをえないものです。鳥居があるからといって、神アサギやトゥンがヤマトの神社と同じと考えるのは早急に過ぎ、神アサギやトゥンが多様性ある公共空間であることの意味を消失させてしまうものです。ウチナーンチュは自らのためにも、あれは神社ではなく、神アサギ・トゥンだと言い張ってほしいところです。

こうした神アサギ・トゥン研究は研究資金が尽き、据え置きの状態になってしまいましたが、近年のうちに復活させることができるでしょう。下調べとして、沖縄(琉球大学)で開催された学会の折に、ぐるりとやんばるを回り、国頭村の現況だけは確認できています。

さて、渋川中央公民館の皆様にはいろいろと提案を申し上げ、またご提案をいただきましたが、今年はさらに公民館に入らせていただき、上武の学生のみならず、さまざまな主体との協働を模索していきたいと思います。多様性こそ公民館の強みなのです。

「渋川の中央公民館はなんであんなにいろんなとこからいろんな人がくるんかね?」

このように評価されることに力を尽くしたいと思います。



画像 上は沖縄県国頭村安田の神アサギ(左)と公民館(右) 下は中央公民館4階からの眺め





2017年1月7日土曜日

伊勢崎駅前の調査に入りました

本日は午後から研究室の伊勢崎班学生諸君と伊勢崎駅前の現地調査に。
賑わいを創出するための基礎調査で利用者の意識や心理量を測定するためのものです。久々に因子分析とかやろうかなと。

私の専門の1つ建築計画学は計画(デザイン)するために心理学の築いてきたものを使わせていただくのですが、その1つが因子分析です。学生にもきちんと伝えておきたいなと思います。

とても寒い日でしたが、伊勢崎班学生はよく頑張ってくれました。

お世話になっている伊勢崎市職員の方が激励に来ていただいたりと、つながることの大切さをしみじみ感じる1日でした。

そして、調査が終わりにさしかかる時間がちょうどこの画像の時間帯に。
伊勢崎市の都市計画部<中心市街地整備事務所><都市開発課>がリードする「冬の賑わい まちなかイルミネーション(まちなか賑わい創出事業)」です。

駅前をイルミネーションが華やかに演出しています。青のイルミネーションがひときわ鮮やかです。市職員の方にご案内戴き、「ここからの眺めがベストショット」という1枚を撮らせて戴きました。

1月15日まで毎日午後4時30分〜午後9時、開催しています。