2026年6月7日日曜日

日本比較文化学会で報告してきました

薫風に揺れる青もみじを楽しみながら、京都まで学会発表のため出張してきました。

今回の報告のテーマをざっくり言うと、信仰が築くエートスが政治的な迫害に対してどのような抵抗を示すか、ということでした。クメールルージュによる大虐殺という事例を隣国・ヴェトナムと比較対象することにより考察するという方法を取りました。

基層をなすテーマは「抵抗をどう教えるか」ということなのですが、現在の公教育体制ではなかなか難しいでしょうね。特に義務教育課程で教員に対する抵抗は、それが小さく芽吹ぶいただけでも、徹底して摘み取られるのが日本社会の通弊ですからね。

児童・生徒の「抵抗」は、ガンジーの非暴力・不服従の如く、それがすべての理由ではないにせよ、不登校というカタチをとって現実のものとなり、毎年のように過去最高のスコアを叩き出しているわけなのですが、政治的な迫害に対してはどのようなカタチになるのでしょう。

プノンペンにあるS21の跡を数十年ぶりに訪れて感じたのは、加害者の暴圧による義憤より、被害者の深くやさしい、そしてやりきれない諦念でした。

    懇親会会場の庭園が見事でした

2026年5月19日火曜日

足立区エリアデザイン課との協働FW

ふと気がつけば五月。もう下旬。半袖間近。
慌ただしい新年度の始まりでした。

新たなる3年ゼミが構成されてはやひと月。何かと外(フィールドワーク)に出ています。今日は足立区エリアデザイン課の皆さんと六町駅周辺をFW。その後、今後の六町駅のあるべき姿について学生を対象としたヒアリング。

中身はまた著作等で発表しますが、まあまあ、しっかり感じ取り、かっちり言語化できていたかな。学生が自分の大学のキャンパスがある街のデザインに参加するなんて、足立区役所の皆さんに感謝です。

綾瀬川の親水空間を歩く

私は解散後に竹ノ塚駅まで足を伸ばして、まちの変化を観察。

竹ノ塚駅のメインストリートを歩く

リトルマニラ。
竹ノ塚をそのように呼ぶこともありましたが、
今はもっと多文化な状況です。歩かないとわからないことですね。

2026年3月27日金曜日

Tokyo Mirai Blend 販売@ポンテポルタ千住大橋 パン・マルシェ

足立の誇る名店、Tama Coffee Roasterさんと我が研究室のコラボ商品Tokyo Mirai Blendが再販されました。

ここは千住大橋駅降りてすぐのポンテポルタ。昨年に引き続き、パン・マルシェが開催されたのですが、そこでTokyo Mirai Blendを学生とTamaさんで販売しました。10時30分開店で13時には完売という売れ行きの良さ。

学生たちもホクホクして帰りました。

販売ブース


 

2026年3月20日金曜日

通信教育課程・学位授与式

本日は、本学の通信教育課程の学位授与式でした。

会場がいっぱいいっぱいになるほどの卒業生とご同伴の皆さまが集われ、式は厳かにして盛会でした。

学長のお言葉にもありましたが、ご自身の生活におけるさまざまなご用事をコントロールしながらの学業継続には他者には理解し得ないご苦労が多かったと思います。私も働きながら通信教育で大学院を1つ出させてもらっているので、本日卒業された皆さまの思いに共感することができます。 この学びの成果を是非とも皆さまの暮らしや社会の営みに活用していっていただきたいと思います。

心からお祝いを申し上げます。


 

2026年3月18日水曜日

2025年度学位授与式

本日、本学は学位授与式を迎え、私のゼミからは13名の学生が巣立ちました。

進路はそれぞれ。大学を出て就職をしたら定年退職まで同じ企業に勤めて、その後は年金をもらって隠居暮らしなんていう単線型のキャリア観はすでに崩壊しているので、いろいろ考えて進むと良い。それぞれの進路に幸多からんことを。

迷ったら、研究室に帰っておいで。

 

学位記をもって満足げな学生諸君

 

2026年3月10日火曜日

3月10日は東京大空襲の日

今日は、1945年にアメリカ軍の空襲により、東京の下町の多くが灰燼に帰し、一夜にして約10万人が亡くなった日です。下町に生まれ、育ち、働いている、縁深き者として、ご先祖さまを空襲によって殺された者として、謹んで哀悼の意を表します。

死者よ、安らかに。

政府の誤った政策によって犠牲になったあなた方はさぞ無念だったでしょう。焼夷弾によって焼かれ、身につけていた腕時計でしか身元を判別できなかった祖父、その傍らに倒れていた叔父、叔母と呼ぶにはあまりにも幼い子たち、同じように斃れた御霊に祈りを捧げます。

日本国憲法前文にあるように「政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにする」努力を惜しみません。下町にあのような悲劇を再来させないために、私の持ち場で尽力したいと思います。

おじいさん、見えていますか。あなたの孫は下町で若い世代を育て、ともに研鑽に励み、下町の未来をつくっています。どうか見守ってください。


 

2026年2月8日日曜日

雪に思う

2月の雪は2.26事件(1936年)を思い出します。

小学生の頃から政治に関心を持っていましたが、思春期にはさらに沸騰し、右に左に揺れ動いていた頃、三島事件を通じて2.26事件のスタディに傾倒しました。そんな遍歴がそうさせるのかもしれません。

日本は2.26から後戻りできないミリタリズムへ、というのが教科書的な記述ですが、桜田門外の変など、雪と政変は近い関わりにあるように思います。今日は衆議院議員総選挙の日。現首相が選出されてからというもの、なんだかまともに国会を機能させないまま今日に至っていますが、私たちの国の憲法は国会をもって最高機関とするシステムで運営されているのに大丈夫なのでしょうかね?

昔懐かしい映像(「報道ステーション」テレビ朝日)のなかに、現在をなぞるようなものを見たので、共有させてください。