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2019年6月7日金曜日

桐生、美しいまち

さて、本日は桐生市にお招きいただき、高齢者大学で講義を担当いたしました。

テーマは「生きた証をひととまちの記憶に残す」というものなのですが、僕にとってはこれまで群馬・足立でしてきたことの確認と部分開示といった意義を持つものでした。この機会を頂戴した桐生市中央公民館館長ならびに高齢者大学担当職員の皆さまに感謝申し上げます。

桐生は織都千年の歴史あるまち。上武大学森下研究室の卒業生が暮らすまち。

この幟旗が好き

でも、織物だけでなく、ひとの心遣いが美しいまちなんです。
雨音を聴きながら、電車が来るまでの静けさという贅沢を楽しんでいます。



たなびく靄の美しさよ

2018年10月7日日曜日

地域の持続可能性とキャリア教育

よいまちをつくっても、それが持続しないようではいけません。
それゆえに、コミュニティをデザインするときには、多世代交流・協働・協創が必要になります。

私の研究室は「まちづくり+公共キャリア研究室」と名乗っています。「この2つ関係ないのでは?」とよくいわれますが、まちあるいはコミュニティの持続可能性を考慮に入れるとき、そこに生きる人びとの人生全体にわたるキャリア教育がどうしても必要になります。

という思いを地域の皆さんと共有したく、群馬県生涯学習センター主催で、子どもに愛されるまちづくりのワークショップを渋川市中央公民館をお借りして全3回でおこないます。まちづくりといっても道路をどこに敷設するかを計画するのではなく、ひととひととをどうつなげるか、いわゆるコミュニティ・デザインです。

さまざまな世代のご参加をお待ち申し上げております。

2018年9月30日日曜日

前橋出張

台風襲来の前に前橋まで出張して参りました。群馬県生涯学習センターとお仕事をさせていただく関係で、ジョイントする渋川市中央公民館職員の方々もともに。

前橋は静かなエネルギーをもつ街です。高崎市が商都と呼ばれて華やいだ感があるのに対して、その奥にずっしりとたたずんでいるのが県都・前橋です。この落ち着いた街を歩くことが私は大好きで、駅前から延びる大通りに並ぶ巨樹は秋の訪れの黄金色をその葉にしみこませていました。

自宅を出て2時間しないで着く前橋。
前任校時代よりも群馬との縁の深まりを感じる秋となります。


2018年8月31日金曜日

『教員採用試験 教職教養 '20』が出版されました

部分執筆・監修させていただいた教員採用試験・教職教養のテキストが出版されました。

私は研究テーマの一つとして、コミュニティと教育の作用を見つめていることから、テーマと関わりのある教育原理と教育法規を執筆担当しています。


2018年6月23日土曜日

沖縄慰霊の日

本学と足立区の共催で「観光コースからはずれてみる沖縄 シマの祈りと空間」というテーマでの公開講座を開催しました。

降りしきる雨の中をいらっしゃっていただいたすべての皆さまに厚く感謝申し上げます。


質疑応答で談論風発。終わりの時間をかなり越えても続きましたが、何回も質問していただいた沖縄ご出身のオジイ。他の方にはわからなかったかもしれませんが、私はイントネーションでわかりますよ。「琉音」ともいいます。

オジイが帰り際に「あぁ懐かしぃなぁ」と。
私もオジイの琉音が懐かしくて懐かしくて。

今日、沖縄は梅雨が明けたそうです。
さてフィールドワークの計画を立てなければなりません。今年からは研究室の学生とともに。


2018年3月27日火曜日

桐生 美しい織物のまち

ようやくフィールドに出ることができました。
ようやく呼吸ができる、フィールドワーカーにとってはそういうことでもあります。

本務校のある堀切からとてもアクセスしやすいことを実感しました。
前から乗りたかった渡良瀬渓谷鐵道にも乗って。


桐生では、縁を結んでいただいた方との関わりを温め、いまとこれからについてのお話の機会を持ちました。桐生は伝統のあるまち、美しいものを数多く生産してきたまちです。丹精を込めてつくられてきた町並みを眺めながら、また群馬が好きになりました。

さて、来年度に向けて、調査・研究のスキームをつくりにかからねば。そのエネルギーを桐生からいただいて帰ってきました。




2017年9月7日木曜日

「これだけ覚える教職教養’19」出版されました

私は、都市・地域計画と社会科学からコミュニティ研究に入り、「地域と学校」「コミュニティと学校」「地域における社会教育と学校教育の協働」を研究テーマの1つとしています。

そうした関心から「これだけ覚える教職教養」という書籍の監修・執筆に昨年から携わっています。8月末に無事、2019年版出版の運びとなりました。今年は新しい学習指導要領が公示され、結構大きな改訂となりました。監修者の名前が奥付に小さくしか乗らないのがナンダカナという感じですが、有益なアドバイスを頂戴した皆さまにこの場を借りて感謝申し上げます。





2017年9月5日火曜日

若武者のデビューと大学人の責務

建築学会で広島に行ってきました。

共同発表者として名を連ねましたが、私の主たる任務は今年卒業し、行政職に就いた若者の初めての学会発表をサポートすることにありました。不測の事態もあるので自らの口で語ることも想定しておりましたが、そのようなことはなく、彼は見事に学会発表を成し遂げました。その勇気にまずは敬意を表します。

また、上武大学経営情報学部の学生が、調査・研究に従事し、卒業研究で執筆した論文内用を学会で発表するということは、希有かつ賞賛に値する例となると思うので特に記しておきたいと思います。

大学人として優先すべき業務は研究と教育ですが、社会へ巣立つその間際に携わっている者として、どうしてもキャリア教育を考えざるを得ません。もちろんそれは、ワーク・キャリアだけでなく、ライフ・キャリアすべてということになると思いますが、関わっている学生のキャリアを考える、ということは大学人の責務であるように思います。

私はまちづくりについて社会科学と建築学の視点から調査・研究を進める者ですが、自分の研究室に、まちづくりとともにキャリア・デザインの名を冠しているのは、まちづくりの調査・研究過程を通じて若い世代に自らのキャリアを開拓してほしい願いを込めているからでもあります。

今回の発表者はその具現者でもあります。

また、もうひとりの若武者に会ってきました。大学卒業後、広島の公共キャリアに就いた者です。もともとは違った進路を考えていた学生ですが、現職に就いてどのように過ごしているかを尋ねる意味を含んだ対話でした。

彼はこのような話をしてくれました。
彼が在学時に2つの可能性のある進路を示して、どうしたらいいかを私に問うたそうです。
かなりの時間をその選択に関する相談に当ててきていたこともあり、私は「自分の人生、自分で決めるしかないんじゃあ」「自分の人生を自分で選んだ実感持たないでどうするんじゃあ」と広島の言葉をおどけて真似て言ったそうです。

よく覚えてくれているものだなと笑
彼は選んだ実感をもって臨んだ職場に適応し、配属・昇進を含め、前向きに日々を過ごしている様子に安堵しました。

大学人の責務としてキャリア教育に通じることを改めて実感した2人の若武者との再会でした。

学会では主に沖縄をテーマとする発表を聴き、質疑応答に臨み、研究再開への弾みをつけ、また呉や広島市内のフィールドワークを含め、充実した学会参加の日々を過ごすことができました。

画像上は対岸から眺めた原爆ドーム
画像下は呉のまちなみ/巨大な潜水艦は「てつのくじら館(海上自衛隊呉資料館)」



2017年8月25日金曜日

良い出会いに恵まれて

8月24ー25日と第39回全国公民館研究集会群馬県大会に参加して参りました。

第1分科会の指導助言者としての務めを果たして参りましたが、司会(群馬県教育委員会)の方の仕切りと桐生市公民館の皆さま、そして渋川市の方々に支えられての指導助言となりました。群馬ではほんとうに良い出会いをいただける運を持ち合わせているようで、ただただ感謝するばかりです。

指導助言のポイントは持論の2点です。
・多世代交流から多世代共創に向けて高齢者の方に後進を育む力になっていただきたいこと。
・学校/大学は地域資源であり、その力を引き出しながら協働できる力を「地域」が持つこと。

渋川市スポーツクラブの立ち上げの折りにご一緒させていただいた方が発表内容の主人公だったりと、人と人との関わりの密度の濃さに驚くばかりです。

また、発表者の新潟市をはじめ、長野、神奈川、埼玉、東京各地の公民館関係者と情報交換できたことも今後のアクセルになっていくでしょう。

上武の我がゼミの学生とも一緒に仕事ができ、幸福に満ちた2日間でした。

いただいたご縁と出会いをエネルギーに変えて、これからの活動に生かしていきたいと思います。

また明日も学会に出向いて参ります。上武の大先輩教員が発表されるので、その応援です。




2017年8月17日木曜日

教職講座に参画しています

昨年から監修+新規項目の執筆を手がけている『これだけ覚える教員採用試験 教職教養』の<’19年版>が「責了」となり、肩の荷を少しだけ下ろせました。発刊は8月末か9月かな。

今回は新しい学習指導要領の公示もあり、相当量の加筆になりました。学習指導要領を読むと日本の社会の未来が見える、というのは言い過ぎでしょうか。

私の目下の研究課題として、特に渋川市で実践させていただいている「地域社会と教育・学校」の問題があります。その1つの派生事項として、このような書籍にも携わらせてもらっているのですが、間髪入れずに教職講座が始まり、面接練習という名のキャリア開発に注力しています。学生の発する言葉からその人柄や潜在的な力を読み取り、気づきを与えていく過程はとても楽しいものです。

学生は、まだ自分の未発の可能性に気づいていないことが多く、断片をつなぎ合わせながらそのポテンシャルの総体を示すと、自分自身のことにも関わらず驚くというケースが少なくありません。




2017年6月23日金曜日

渋川で市民ゼミやります!

地域活動の拠点としての渋川市公民館の現状分析と今後のあり方について、昨年2月末に調査報告と提言をまとめたのですが、提言内容を実践へと進めます。

永田町、霞ヶ関がどうであれ、我が目前にあるのはコミュニティ。
これを強靱なものに仕上げることからすべては始まると考えています。持続可能な開発という理念にのせて、コミュニティの多世代共創を推進します。まず、私とゼミ生(大学生)と高校生。

最も公民館活動や地域活動に出てこない世代と遊びながら、渋川から日本や世界を展望して自分の未来を考えることをやってみます。

J.デューイのシカゴ実験学校(Dewey School)のように。
請う、ご期待! 



2016年9月4日日曜日

部分執筆・監修した「教職教養」の書籍が出版されます

教育時事を常に意識しながら教職教養を捉えようということで、「最初におさえる時事のツボ」を書き加えました。

また、高校生の政治参加が現実化したことから政治教育については厚めに、体罰、道徳教育についても内容を刷新しています。

専門である地域との協働などは、関係する答申が昨年に出され、これから動きが活発になっていくでしょうから、今後の動きをフォローして来年度以降の執筆・監修につなげていければと考えています。