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2019年7月29日月曜日

若い世代のキャリア形成に関する第一人者・安達智子先生

安達智子先生(大阪教育大学)は若年世代のキャリア形成をご専門にしていらっしゃいます。先生からご著書が届きましたので、ご紹介を。

『自分と社会からキャリアを考える』
 先生の単著です。


封を開けてパラパラと読んでいたら、今年、Project Based Learningとキャリア発達に関する卒論を書こうとする学生が目をキラキラさせてこちらを見ていたので、「この本、最新のキャリア教育の研究成果がぎっちり詰まっているよ」と言ったら、「貸してください」と持って行かれてしまいました。

おーい!

ということで改めて研究費で購入。

先生とのこれまでの数十年にわたる交流を思い起こしながら拝読させていただいているところです。優しく、凜とした文体だなあ。

2019年5月20日月曜日

保育士・幼稚園教諭志望者のキャリア形成について

先日、保育士・幼稚園教諭志望の学生と話す機会を得ました。

資格取得のために結構ガンジガラメの学生生活なんですよね。非常勤先の大学でも学生からの相談を受けるので、彼の状況は聞かずともよく理解できる内容でした。

資格取得の勉強だけではありません。
彼らが安定的した雇用を得ようとすると、どうしても公立の保育所あるいは幼稚園を視野に入れねばならず、必然的に公務員試験受験を前提とした学生生活になるので、超多忙な学生生活にならざるを得ません。このように、学費等のためにアルバイトをしたいと思ってもできない学生もいるので、奨学金給付(貸与じゃないよ)の枠を広げてほしいと切に思います。

と同時に、保育士・幼稚園教諭以外のキャリア形成についても視野を広げることのできるキャリア教育が必要だと思うのです。

たとえば、私が関わってきた中学校社会科・高校公民科教諭志望者の一部は、市役所・町役場の職員になっています。彼らは、社会科教員として学ぶ地理・歴史・公民の知識を、公務員試験(行政職)における人文科学(日本史・世界史・地理・思想)と社会科学(法律・経済・政治・社会)という試験科目の勉強に転用し、公務員試験を突破していきました。

教員採用試験を落ちてしまってやむなく公務員試験受験へ向かった学生も、僕の教職課程用の講義を利用して当初から公務員受験を目指していた学生も、それぞれいます。僕が心がけていたのは、そうした他のキャリアにも視野を広げることのできる講義でした。

これらのことから、キャリア形成について、特に公共キャリアについては、諸制度に精通したキャリア・カウンセリングが求められていると思うのです。

保育士・幼稚園教諭志望者にも、そうではない未来を想定させることのできるような、選択肢を広げるキャリア教育が求められているように思います。

その学生は「いつか自分が絵本を書いてみたい、それを子どもに読み聞かせたい」という夢を語ってくれました。その夢を実現させるためなら、彼の学びのモチベーションは上がるでしょう。保育園や幼稚園でのボランティアや実習だけでなく、彼の創作能力を伸ばし、絵本を出版するならば今何を学ぶべきかを考えさせ、何を学ぶのかを選択させるキャリア教育が必要でしょう。

僕が大学生の頃は、学部や専攻がどうあれ、なりたい自分になるためにその道を探し出す自由があったように思うのですが、今は既定の線路に沿った電車にガタゴトとそのまま卒業まで乗せられていってしまう教育になっているような。

もちろんそれは合理的であるのでしょうが、学生がその線路をから逸れようとするとき、離反者のスティグマを押されてしまうような不自由さはいかがなものかと思うのです。

さて、数週間後にその学生との面談を予定していますが、今後の学習についてフォローできる用意があることを伝えようと思っています。

行動の伴わない知識などありえませんぜ(知行合一・陽明学)
大塩平八郎は偉かった

2019年5月10日金曜日

足立がキてる

「地域連携」という講義を先輩教員とともに担当しています。

昨日の講義は、足立区役所とNPO法人フォーラム21の方々に足をお運びいただき、これまでの協働・協創を振り返り、新規履修者に情報提供して行動を促すというプログラムでした。

その内容を一言でまとめるならば、

いま、足立てるよね、

ってことになります。いま私たちが実践しているこの事業が、学生や住民の区へのattachment(愛着)のレベルを上げていることを実感します。そして、副次的に足立区のシティズンシップを引き上げ、区全体の価値を引き上げることになるでしょう。

・・・送りがなの問題はともかく、さまざまなを当てることができると思うのです。。

空カラアダチ」←ご覧ください!

「偉いな」って思うのは、決して奇をてらわず、正道を踏んでここに至ったこと。区職員、そしてそれに寄り添い、負担を分かち合うNPOをはじめとする区民のたゆまぬ歩みが結実しつつあるなあとの思いでスライドを拝見していました。

自分がその渦中にあることが嬉しく、またゼミ生をはじめとする学生が次々にその渦に巻き込まれて自己実現へ向かっていく様子は感動もんです。

2年生諸君、講義「地域と社会」で履修したばかりの「施策」と「事業」の語、足立区職員の方が多用していたこと、気づきました?

モチベーション行動科学部の学生諸君(特に経営領域かな)、皆さんは地域を動かす術を学び、どのような仕事に就こうとも、その地域を動かす具体的な力を得るようになります。多文化共生社会を迎えるにあたって必要な、Glocalな知識と実践力を育みながらね。

舎人公園の千本桜
足立区作成の空撮動画「空カラアダチ」より




2018年10月7日日曜日

地域の持続可能性とキャリア教育

よいまちをつくっても、それが持続しないようではいけません。
それゆえに、コミュニティをデザインするときには、多世代交流・協働・協創が必要になります。

私の研究室は「まちづくり+公共キャリア研究室」と名乗っています。「この2つ関係ないのでは?」とよくいわれますが、まちあるいはコミュニティの持続可能性を考慮に入れるとき、そこに生きる人びとの人生全体にわたるキャリア教育がどうしても必要になります。

という思いを地域の皆さんと共有したく、群馬県生涯学習センター主催で、子どもに愛されるまちづくりのワークショップを渋川市中央公民館をお借りして全3回でおこないます。まちづくりといっても道路をどこに敷設するかを計画するのではなく、ひととひととをどうつなげるか、いわゆるコミュニティ・デザインです。

さまざまな世代のご参加をお待ち申し上げております。

2018年10月3日水曜日

小さな台風

研究室には、たくさん、そしていろいろな方が来訪していただいています。足をお運びいただいて、私や学生にさまざまな刺激を与えていただく機会を頂戴し、日々感謝しております。

最近多い来訪者が、他大の学生あるいはかつての教え子なのですが、歓迎しています。専門科目に関する意見を求められたり、キャリア・カウンセリングだったり、地域活動へのアドバイスだったりと内容はさまざまなのですが、ゼミの延長線上にあるようで楽しいものです。

最近の学生は研究室やゼミの本義をわきまえていないこともあり、ゲンナリすることが多々ありますが、こうした英気を携えてきてくれる若い世代を相手にすると心が躍ります。

ゼミの学生と一体となって、研究室の単位でフィールドワークに励んだ群馬の時代がとても懐かしく想い出されます。いま、その研究成果の一部を学会への投稿論文と発表に向けて準備しているのですが、なにかを思い出す度にSNSで最近どうしている?とメッセージを放ちつつキーボードを叩いています。

一昨日は台風一過の後、どうしても一つの地域に関わって生きていきたいと願う学生がやってきて、にぎやかに話すだけ話して去って行きました。まるで小さな台風のように。私にとっては恩師筋の研究室に在籍する学生なので、最終的な判断は師匠にお任せするべく、そのお膳立てとなるささやかなお話(キャリア・カウンセリング)だったのですが、エネルギーを満々と湛えているその学生は、沖縄に旅して沖縄に恋し、前期講義が始まっているのに帰ってこなかったかつての私のようでした。学部事務所の事務長に電話口でドヤされて仕方なく帰ってきましたが。

後年、その事務長とは学生街の縄のれんの店で再会し、ボーナスが出たから遠慮するなとビールを10本ばかり奢ってもらいましたが、良い時代でした。

地域研究に必要なのは狂おしいほどの愛執だと思います。昨日研究室に来た学生はそれを持っていると感じ、感じたままを師匠にお伝えしたのですが、さてどうなるかな?

2018年3月22日木曜日

時事ザ・ベスト2019が発刊されました

エクシア出版から、畑中敦子先生と監修をご一緒させていただいた『時事ザ・ベスト2019』が発売されました。

ここ数年間の現代社会におけるトピックを広汎に扱っていますが、重くありません笑 どこまでグダグダ書いてあるの?という時事テキストにありがちな「当てるためには重くせざるを得ない」というような重厚な戦艦による大艦巨砲主義的なテキストではありません。

「公共キャリアにとってほんとうに大切なのはこの時事問題を知っていることですよ」という想いで監修にあたりました。

書店等でお手にとってご覧いただき、ご批評くださいませ。


2018年3月1日木曜日

「みらいおこし」が発売されました

伝統菓子おこしメーカー(株)篠原製菓
日本茶のマイスター 茶匠おくむら園
東京下町から未来を創る 東京未来大学

足立区の地域協働が実を結び、

ひと・まちの未来を興す
縁起菓子みらいおこしと日本茶セレクションが発売されました。


みらいおこし

雷門で売られたおこしは雷おこしで名を馳せましたが、
それに劣らぬ名です。

お正月、桃の節句に、端午の節句、歳月の節目に
お七夜、お宮参り、七五三、ご入学、ご卒業、ご結婚など人生の節目に

未来に向かう人を応援する縁起菓子みらいおこし

足立を代表する銘品になりそうな予感がします。

どうぞ召し上がってみて下さい。

キャリア科目 地域連携

来年度から新しいキャリア科目・講義「地域連携」がスタートしますが、これを先輩教員とともに担当する機会をいただきました。

これまで学生はさまざまなステージでキャリア開発に挑んできましたが、この科目では区内の人と人とのつながりを基盤として、学生のキャリア開発を有機的に実践します。その活動が地域を活性化に導き、活動従事者が卒業後も足立区に関わるキャリアを選択してくれることをも展望しています。

行政とNPOと大学が手を結び、若い世代の可能性を追求するために新しい試みを始動します。そのシラバスを見直しているところです。

足立区のまちかどで





2018年1月7日日曜日

群馬における研究室最後の公共キャリア志望者

群馬における研究室最後の公共キャリア志望者の就職先が年の瀬に決まりました。

めでたい! ほんとうに嬉しいですね。

4月以来、長い長い戦いでしたが、地元の役所での就職(行政職)を決めました。

群馬では着任以来3年にわたって研究室から、決して多くはありませんが、まちづくりの実践を果たしながら公共キャリア(公務員、NPO職員など)を輩出してきました。研究室外の学生も含めれば数十人になりますか。

ようやく肩の荷を下ろせるような気がします。
国際ビジネス学科という学科特性からすれば、公務員などは真逆のキャリア選択。さらに現4年生は日本人学生が少ないということもあって、公共キャリア選択者の絶対数が少ないという・・・学生にとっても難しい環境だったと思いますが、初志貫徹。彼女は1年生のときから一貫して公職(行政職)志望でしたから、喜びも一入でしょう。

私とともにまちづくりに参画する学生のキャリア選択や開発に貢献できるよう、スキルを上げる一年にしたいと改めて思っています。


2017年12月20日水曜日

アンチ・#リクナビ、アンチ・#マイナビ的な

一言で言えば「探検者」という就職。

ここ2週間ほど連続して本学に若いサムライをお招きして、学生とそのお話を聞く機会を設けました。

お一人は、小学校教員採用試験を突破できる力を持ちながら、あえて社会教育に身を投じて、子どもに関わる仕事をしていらっしゃる方。文京学院大学の教え子です。

もうお一方は、大学卒業後、留学を経て、企業ではなくあえてNGOグリーンピースで働くことを選んだ方。同じ理想を共有している方です。

どちらの方も、いわゆるリクナビ、マイナビ、そしてリクルートスーツというお決まりの「就職道」を歩いてこなかった方ですね。彼らのお話は、常道ではないだけに刺激的であり、冒険者、探検者としてのいまの彼らのありようが学生の心にたしかに刺さったことがレポートを読むとわかります。

一般的な企業就職以外の「もう1つの道」を示しておくことによって、選択肢を拡げておきたいなということもありますが、学生たちに「公共」とは何かについて今一度考えてもらうためのプロセスでもあります。

教育は学校だけが担うものではないこと。
外交は国家に任せておけばよいというものではないこと。

前者の方は、子どもたちと本質的に楽しい関わりを維持しながら、制度に邪魔されずに教育に携わっている。
後者の方は、公権力が目を敢えて覆っているところを見過ごさず、人びとを啓発し、意識を変え、持続可能な社会をつくっている。

公共は公権力だけのものではない。

学生たちがレポートで表現した言葉はさまざまです。
そのなかでも「後輩たちにも聞かせたい」という言葉がこの出会いの価値の大きさを物語っていると思います。私も学ぶことが多かった意義ある時間でした。

おふたりのゲスト講師の方、ありがとうございました。





2017年11月23日木曜日

来年度の森下研究室 ゼミ生が決まりました

東京未来大学コミュニティデザイン&キャリアデザイン研究室の来年度入室者が決定しました。

この研究室は、まちをつくる、すなわち、コミュニティに「じみ、かわり、かめ、つける」という「なかふみ」というプロセスをたどり、コミュニティの課題を解決に導く技法を学ぶ研究室です。こうしてまちのモチベーションを上げることに寄与します。

なじむ 
コミュニティに入り、自分をその場になじませ、その地のひとになじませる(全面的受容の過程です)

かかわる 
コミュニティのひと、ものにかかわり、はたらきかける(コミュニケーションの第1次接点と+α)
さまざまなこととものを受け取りながら、主体的にはたらきかけていきます。心理学をベースにして学んできたことが活かされます。

ふかめる 
かかわりを深めて、注意深く対象を見つめ、問いかける(社会調査の基礎力となる観察眼と問いかける技術を磨く)
そのコミュニティにどっぷり浸かり、ものやひととのかかわりを深めながら問いかけ、ものやひとにねざす本質をさぐります。問いかける技術を磨き、観察眼を養います。

みつける 
以上の過程を経てみつけるのはコミュニティの課題であり、それに関わる自らのキャリアです。Double Meaningですね。
調査した結果を分析して課題の解決への糸口を提示できるのか(社会調査法を駆使する)、はたまたその課題を解決するためにそれに対応する自らのキャリアを開発していくのか。担当教員は専門社会調査士であり、また当研究室には、民間企業就職だけでなく、公共キャリアに向けたキャリア開発を応援できる資源があります。

来年度に当研究室に入室する学生の皆さん、2ndゼミなどのスタイルで関わる学生の皆さん、皆さんはどこまで到達できるでしょうか。期待しています。

2017年11月20日月曜日

集まり散じて 

集まり散じて、

わが母校の校歌の一節です。
こう続きます。何も見ないで書けます。
「集まり散じて人は変われど 仰ぐは同じき理想の光
 いざ声そろえて空も轟に 我らが母校の名をば讃えん」

今日、大学時代のサークルの後輩が研究室を訪れてくれたのですが、その子が「集まり散じて、ですね」と会話に母校の校歌の歌詞を織り交ぜたのです。

後輩といっても、学界でのキャリアは上なので先輩。当時からあまり先輩・後輩の意識を持ったことはないので、何が上で下か、お互いどうでもいいところがあります。四半世紀の時を経て、同じ業界で仕事をし、同じ学会に所属するとは思いませんでした。

その学会がつい最近あったのですが、彼女が来ていることに気づかないまま数日を過ごし、帰宅して気づいて慌ててメールしたところ、東京での所用に合わせて私の研究室を訪れてくれたのです。地域連携の詳細について話したり、世間話を織り交ぜたり。そんななかで「集まり散じて」の一言でした。最近、集団における「伝統」について考えることがあり、彼女が呟いた母校の歌詞の一節は大いなるヒントになるような気がします。

あたりまえのことですが、伝統とは創造され、受け継がれるものです。上記の校歌は、私たちの先哲・先輩がつくって唄い、私たちの世代も唄い、まだ見ぬ入学者も神宮球場だけでなく折に触れて唄うようになるものです。

その断片、歌詞の一節によって、はるか四半世紀前のことですら、想い出しながらお互いを慈しみあえる、共同体共通の記憶。「よく覚えているな、そんなこと!」自分が記憶しない記憶をもっている、あの日あの時、あの空間での出来事の共有者。伝統に根ざすアイテムは強烈かつ強靱な絆をつくるのだということを改めて感じました。

「三朝庵覚えてる?」「てんやの向かいだよ」
われらの青春のまち

「懐かしいよな」
「懐かしいですよね」
「『心の故郷』だもんな」
「ホント、そうですよね」

「あれ見よかしこの常磐の杜は
 心の故郷 我らが母校
 集まり散じて 人は変われど
 仰ぐは同じき 理想の光
 いざ声そろえて空も轟に 我らが母校の名をば讃えん」

また2月に会おう。そして来年は母校で学会だよ。
オトボケ久しぶりに行かないか。


画像はわが母校の象徴たる講堂内のランプ





2017年11月8日水曜日

新しい公共を担う主体 NGOとの協働

朝からNGOのオフィスにお邪魔して、今後の協働の第一歩となることがらについてお話をさせていただきました。

お話を伺い、また私からも少しお話をさせていただいて、やはりこの国・社会におけるシティズンシップの涵養にかかわっていきたいとの思いを新たにしました。

それは、まちづくり・公共政策であり、ライフキャリアに関わる教育であり、社会科教育であって、現在、自分が携わるすべてに要素として入っていることです。

足立区でもすでに基本計画で明らかにしていますが、さまざまな主体との協働・協創こそ今後の社会のあり方でありましょう。私の愛弟子が今年から他のNPOにお世話になっているのですが、こうした新しい公共を担う皆さんと実り多いつながりを築いていきたいと思います。SDGsのためにも。


2017年9月12日火曜日

公共キャリア教育・開発研究会 第2回例会を開催しました

本日の報告は以下の通り。

1)数学の授業設計ーSPOD(四国地区大学教職員能力開発ネットワーク)の知見から
2)法教育
3)公民館における高大接続とキャリア教育

私の関心はコミュニティを豊かなものにすることにありますが、その維持は教育という機能がないと果たせません。それゆえに、コミュニティ研究は必然的に人生全体を見据えたキャリア教育に踏み込まざるを得ないのです。

キャリア教育とは、ワーク・キャリアやビジネス・キャリアのみを領域とするものでなく、人生の包括的な学びです。本日の報告のいずれもが豊かな実践に基づくものであり、尊敬できる友人・同志であることを改めて確認した次第です。

浅草で懇親会の後、解散しました。
充実した会合でした。



2017年6月23日金曜日

渋川で市民ゼミやります!

地域活動の拠点としての渋川市公民館の現状分析と今後のあり方について、昨年2月末に調査報告と提言をまとめたのですが、提言内容を実践へと進めます。

永田町、霞ヶ関がどうであれ、我が目前にあるのはコミュニティ。
これを強靱なものに仕上げることからすべては始まると考えています。持続可能な開発という理念にのせて、コミュニティの多世代共創を推進します。まず、私とゼミ生(大学生)と高校生。

最も公民館活動や地域活動に出てこない世代と遊びながら、渋川から日本や世界を展望して自分の未来を考えることをやってみます。

J.デューイのシカゴ実験学校(Dewey School)のように。
請う、ご期待! 



2017年3月11日土曜日

地方への人の環流

東京ビッグサイトにおける企業の合同説明会に来て思うこと。

「シューカツ」そのものが商品になって久しいなあと。自分の世代が大学生の頃って、こんな大規模な「シューカツ」があったのだろうかなと。

一方で、これだけの若い世代の目を地方に向けさせ、そこに根づく生き方をライフ・キャリアにおける選択肢の一つとして考えてもらうことはできないかなと。テレワーク(強いて名づけるなら「通信制家内電脳労働」)の普及、喧伝されているAI搭載ロボットによる生産の拡大は、かつて自宅から引っ張り出された労働力を再び家内に返すことができるのでしょうか。

いずれにせよ、増え行く都市人口を地方へと環流させることが必要ですね。


付言として
人を驚かしてなんぼのもんじゃい的な現代建築なんか、無い方がいい。メンテナンス大変でしょうね、この建物。


2016年11月22日火曜日

遥かなる地平線を見せながら、地を這う努力に付き添うこと


タイトルにある「遥かな地平線」とは「学生自身のライフキャリア」です。
私がかかわることができるのは、主として「市民」として、「職業人として」ということになるのでしょうが、ゼミや担当講義ではそれを意識しています。


「地を這う努力」とは学生が目標とするキャリアの実現への指導とコーチングということになりましょうか。

スタグフレーション、第1次石油危機の時にね・・・などという講義時の話の流れだったのですが、「もしや・・・?」と思って、次々に基礎的な知識の確認を振っていきます。
・第1次石油危機の背景となる戦争、わかる?
・どことどこが対立しての戦争なの?
・アラブと呼ばれる国々を次々に言ってごらん、君からハイ
・イランは違うよ。
・それらの国々の一帯を世界地図を描いてそこに示してみな。
・「自分の国で産出する資源は自分のだ」という当時のこれらの産油国の主張は何と呼ばれるの?
・こうした主張を淵源として国々のまとまりができたけど何?略称はOから始まりCで終わります。
・それのアラブ版は?
こうした発問を飛ばすことは大学教育では冗長なのかも知れません。「そんなものは学生の自主性に任せて、大学では専門教育を」というお考えもわかるのですが、大学生が大学入学以前に積み残してきたことを積んであげる、あるいは自分で積む気にさせるきっかけを与えることも大切だと思うのです。市民として、生きる上での教養を身につけ、まちづくりについての専門的な知識も修得させて、行政・NPO・企業などでの実践で彼方にある実現すべき自己の可能性を見出せるのではないかと。

両者を一身で提供できる大学教員となるべく精進する日々ですが、いかに?前期講義の学生からのアンケートという「成績表」を前に深く内省しています。学生の期待に応えられる自分であるかと。

本日、ゼミの学生が高崎市都市計画課での実習に赴き、すでに実習に参加した学生は新町の企業・商店街、商工会に挨拶に出かけました。

新町は、今朝方に起きた地震など、どこ吹く風と言わんばかりに、小春日和の陽気。はや師走が近づきつつあります。


2016年9月4日日曜日

部分執筆・監修した「教職教養」の書籍が出版されます

教育時事を常に意識しながら教職教養を捉えようということで、「最初におさえる時事のツボ」を書き加えました。

また、高校生の政治参加が現実化したことから政治教育については厚めに、体罰、道徳教育についても内容を刷新しています。

専門である地域との協働などは、関係する答申が昨年に出され、これから動きが活発になっていくでしょうから、今後の動きをフォローして来年度以降の執筆・監修につなげていければと考えています。


2016年7月16日土曜日

県立女子大での講義を終えて

公共政策及び公務を主とするキャリア開発へ向けての単発の講義を終えました。

細やかで気配りの厚い視点を活かして、新しい公共を創る担い手になっていってほしいと心から願っています。