2017年11月23日木曜日

来年度の森下研究室 ゼミ生が決まりました

東京未来大学コミュニティデザイン&キャリアデザイン研究室の来年度入室者が決定しました。

この研究室は、まちをつくる、すなわち、コミュニティに「じみ、かわり、かめ、つける」という「なかふみ」というプロセスをたどり、コミュニティの課題を解決に導く技法を学ぶ研究室です。こうしてまちのモチベーションを上げることに寄与します。

なじむ 
コミュニティに入り、自分をその場になじませ、その地のひとになじませる(全面的受容の過程です)

かかわる 
コミュニティのひと、ものにかかわり、はたらきかける(コミュニケーションの第1次接点と+α)
さまざまなこととものを受け取りながら、主体的にはたらきかけていきます。心理学をベースにして学んできたことが活かされます。

ふかめる 
かかわりを深めて、注意深く対象を見つめ、問いかける(社会調査の基礎力となる観察眼と問いかける技術を磨く)
そのコミュニティにどっぷり浸かり、ものやひととのかかわりを深めながら問いかけ、ものやひとにねざす本質をさぐります。問いかける技術を磨き、観察眼を養います。

みつける 
以上の過程を経てみつけるのはコミュニティの課題であり、それに関わる自らのキャリアです。Double Meaningですね。
調査した結果を分析して課題の解決への糸口を提示できるのか(社会調査法を駆使する)、はたまたその課題を解決するためにそれに対応する自らのキャリアを開発していくのか。担当教員は専門社会調査士であり、また当研究室には、民間企業就職だけでなく、公共キャリアに向けたキャリア開発を応援できる資源があります。

来年度に当研究室に入室する学生の皆さん、2ndゼミなどのスタイルで関わる学生の皆さん、皆さんはどこまで到達できるでしょうか。期待しています。