2018年11月25日日曜日

東京下町フィールドワーク

秋晴れの下、地域マネジメント論履修者チーム(全員参加)と研究室学生を率いて、浅草→三の酉見学(長國寺・鷲神社)→(水上バス)→隅田川下り→日の出桟橋のフィールドワークに行ってきました。

テーマは「下町の寺社 祭礼 川のリズム」です。
ここから、地域マネジメント論は浅くでしかありませんが、 ゼミではC.アレグザンダーの「パタン・ランゲージ」をもとにコミュニティを俯瞰し、自分の卒論のテーマを何に絞るのかを定めていきます。

テーマをパタン・ランゲージに照らすのであれば「聖地・聖域 カーニバル 水への接近」でしょうか。理屈よりもまずは体感するということで行ってもらいました。晩秋の隅田川でしたが、川からの眺めは最高。生まれ故郷を横目に学生たちと非日常を楽しんできました。

都市交通あるいは避難計画にもっとこの川は活用されていいと思うのです。

2018年11月24日土曜日

第2回 子どもに愛されるまちづくり@渋川

さて、連日の群馬入りです。
2週間ぶりのワークショップの開催のため、渋川に。

今日はフィールドワーク実践ということで、3つに分かれて活動するそれぞれのグループを追いかけて、伊香保に、渋川市街地に。戦友の中央公民館職員の方とまわる晩秋の渋川・伊香保は最高の日和に恵まれ、安堵しました。フィールドワーク、ロケハンが曇り空ではいけません(風情のあるときもあります)。

天は最高の青空を用意してくれました。
みなさん童心に帰っていただいて「伝えたいもの」を捉えていらっしゃいました。

帰りはやはり研究室OBとともに今日は蕎麦で〆。
新蕎麦が美味しかったです。

 まるで一幅の絵のような 車窓から見る赤城山

2018年11月23日金曜日

群馬県公民館連合会ブロック別研究集会への参加

群馬県公民館連合会ブロック別研究集会に参加のため、館林まで。

邑楽町が中央公民館を新設したのですが、その事例発表に対する指導・助言を担当させていただきました。多世代にわたる交流を心がけた運営には並々ならぬ気迫を感じました。

また、このお仕事ではこれまでどうしてもご挨拶をしたかったのにできなかった先生とお目にかかってご挨拶をすることができ、また先生の上毛かるたの講義あで受講できたというおまけつき。

これまでお世話になった渋川や伊勢崎の公民館関係者の方々ともご挨拶を交わすことができ、実り多き日でした。


2018年11月12日月曜日

『ザ・ベスト・プラス 社会科学』増刷 いぇーい!

コミュニティの持続可能性はひとにかかっています。

そのマネジメントを権力作用を携えて実施するのが公務員、ということで公務員志望者の養成にも関わっています。その一環としてテキストを書いているのですが、このたび出版担当者の方から増刷のお知らせをいただきました。

ありがたいことです。
読者の皆さま、出版・流通に携わっていただいた方々、テキストとして選んだり推薦していただいた先生方に厚くお礼申し上げます。

このテキストではわが家族のたまちゃんをイラストにしていただいているのですが、出版社の社長には終生忘れ得ぬご恩をいただきました。

たまちゃん

テキストの表紙




2018年11月11日日曜日

関三まつり、そして桐生へ

昨年から関わっている関三まつりへ向かう道すがら予定表を調べると桐生でのヒアリングが昨日だったことに気づき愕然。

昨日、渋川のワークショップの後に桐生だったのだ。
今日、関三まつりの後だと記憶の中ですり替わっていた。

朝方、お世話になっている先生にお詫びの電話を入れてお昼前から向かうことに。

今年の関三まつりでの活動は<コミュニケーション的行為の増大>を企図。小さなことだがスタッフがネーム・ストラップを身につけて相互に声を掛け合うことで、内集団の論理でしかマネジメントされていないイベントに外集団の意思を伝え、業務内容だけでなく感情の伝達を付加することを狙った。

昨年は商店街の集団と学生集団が恊働はしているものの相互に没交渉。今年はこれを変えてイベントをマネジメントする集団の一体化を図る。 午前しか状況を把握できなかったものの昨年よりは滑り出し上々。

西新井から久喜、そして<りょうもう号>で桐生まで行こうとするも、北越谷でストップ。北春日部で信号故障。運転見合わせ。北越谷の改札を抜けてレンタカーに切り替え。片道100数kmを移動。百折不撓。約束の時間に間に合ったことは救いだった。

中央公民館の館長先生にお詫びを申し上げて案内を乞う。インタビュイーの所属するサークルの皆さんと歓談した後、念願のインタビュー。第1次接点では無理をしない。次につなげられる種を蒔かせてもらえるだけでいい。とても緊張していたインタビュイーもインタビューの最後には自らご家族のお話までされるようになり、次を感じることのできるおとないになった。ひとえに館長先生に感謝。

桐生の優雅。
桐生というまちに漂う雰囲気とそこに住まわれる皆さんを一言でいうなら、優雅あるいは優美。そして懐の深さ。
平安の昔から朝廷に絹を献上していたという文脈がまちの背骨になっているんだなあと。車で訪れてみると、電車で訪れて眺めるまちとはまた趣が異なる貴重なフィールドワークに。


明日から来年度のゼミ生を選抜する面接が始まるが覚悟を問いたい。どっぷり浸かれるかと。そんな面接が通常の仕事の合間を縫ってあり、またぱつぱつなスケジュールな上に来週末も再来週末も「休み」はなし。しかし「休み」があって幸せなのかと自問すれば答えは否。桐生からの帰りは大渋滞に嵌まり、怒ったオウム(「風の谷のナウシカ」)
の大群のような車列のテールランプを見、バッハを聴きながら帰りました。

不幸?
否、幸せ。

桐生市中央公民館に隣接する新川公園の樹々


2018年11月10日土曜日

子どもに愛されるまちづくりワークショップ@渋川

群馬県生涯学習センター主催・渋川市中央公民館を舞台とするワークショップで講師を務めてきました。

群馬の秋空らしく澄み渡る紺碧の空で美しい山々を眺めながら。
いつ来ても心が洗われる思いがします。中央公民館、生涯学習センターの職員の方々に堅調に事を進めていただいたので案ずることなく講義とワークショップの進行に集中することができました。

上武大学森下研究室OBでいまは行政を担う立場になった青年、公共キャリア志望の学生、学生たちがお世話になった伊香保公民館の職員の方とその坊や、さまざまにご縁を深めさせていただいた方々に囲まれ、幸せなひとときを過ごしました。ご来場いただいた皆様に心から感謝申し上げます。


語ったことなど