2020年11月15日日曜日

モチベーション行動科学部・経営領域3ゼミ合同フィールドワーク(FW)

小田急線で代々木上原駅を過ぎようとするときボンヤリ車窓を眺めていると

アレ?今の何だ?目の錯覚か?

と思わせる尖塔があるのにお気づきでしょうか。

それ、モスク(イスラム教の寺院)です。

本学部経営領域初の試み、3ゼミ合同FW。最初に選んだのは、東京にある本格的なモスクでありトルコ共和国の文化センターを兼ねている東京ジャーミー。

この並木道をたどると
こんなふうに見えてきます
秋空に映えるモスクがきれいすぎて
内部空間のドームはこのように

マーケティングのゼミの教員はハラル・マーケティングを、多文化共生のゼミの教員は多文化共生そのものを、私のゼミではコミュニティがどのようにムスリム及びイスラム文化を受容しているのかを、それぞれテーマとして臨んだわけですが、FWとは楽しむのが基本。

学生たちは非日常を存分に味わったのではないでしょうか。

フィールドノーツと「分厚い記述」のレポートを課して夕方解散。有志でトルコのコーヒーとお茶にチャレンジ。苦みのあるコーヒーが好きな僕はその味を存分に堪能させていただきました。

コミュニティにおける祭祀空間がどのように変容していくかはD論以来のライフワーク。その面からも刮目するコトを目の当たりにして帰ってきました。メデタシ・メデタシ。

国父ケマル・パシャの肖像画@カフェ


2020年11月14日土曜日

キャリアデザインに関する講演でお話ししてきました

北千住のマルイは全国有数の集客数を誇るマルイだそうですね。そのマルイの上階にセミナールームがあるのですが、そこでキャリア関連の講演をして参りました。

演題は「働き方×キャリアデザイン講座 未来の「働く自分」をデザインしてみよう!」

どちらかと言えばユース対象の講演のつもりだったのですが、中高年齢層の方々も受講していただき、受講者のさまざまなキャリアに関する熱い想いを感じる講演となりました。

コロナで大学が封鎖されているのでしょうか、あるいは大学での学びを経験せずにお勤めなのか、10−20代と思わしきお二人の方が講演の合間に交わした会話を鮮明に覚えています。

「大学の講義ってこういうふうなんだろうな」「な」

この気持ちに応えなければならない、と思いました。

だからでしょう。

主たるテーマは、ライフシフトとクランボルツの「計画的な偶発性」なのですが、そこから派生させて、普段ならお話ししないような極めてプライベートな内容や仏教用語との関連など、演題を超えてお話しさせていただきました。

たとえば、諸法無我

世のすべてのものは実体があるわけでなく、それらは因縁によって生じているという仏陀の根本的な教えの1つです。

そうすると、「自分」という存在は「他者」との因縁によって立脚しているだけで実体はない、ということになるのですが、これをクランボルツの「計画的な偶発性」すなわち「キャリアは偶然に作用するところが大きい」という理論に引っ掛けてお話しさせていただきました。

今思えば「一切皆苦」の方がよかったかなとも思うのですが、事後のアンケートは概ね好評で、この講演をマネジメントしていただいたディレクターの方にもご評価いただけたことが、とても嬉しかったです。

当初の思いからすれば、ずいぶん遠くに来てしまったな

そうお思いの方は多いと思いますが、どうか自信を持ってください。

歩み続け、逆に流されながらも手繰り寄せ続け、人との縁を結びながら、今のキャリアで学べるものを学び続けていれば(「計画的な」ということ)、ふとした機会がやってきます(「偶発性」ということ)。


そのときに今のステージで異なる役を演じても、ステージを変えても、今のステージを続けながら他のステージに出演しても自由自在。そんな世の中が来ます。



生命の終わりまでカウンセリングできるようにならないと