2017年4月23日日曜日

国家総合職対象 社会科学講義終了

法律、政治、経済の領域についてはなるべく体系だった説明を心がけ、社会・時事については典型的な過去問を抽出しながら。

総合職受験者であれば、日頃から時事問題に触れるばかりでなく、これを掘り下げ、白書や各省庁の出す調査等などにも目を通しておいて欲しいと願いつつ。

講義後の中野の空は夏のようでした。

2017年4月21日金曜日

大好きな玉村の畦道

久しぶりに訪れた玉村の畑では麦がすっくと育っていました。新町を抜けて、岩倉橋を通り、錦野へ。上州の春です。

先日、印刷室で講義資料を印刷しているとき先輩教員と群馬の話になりました。本学には群馬で教鞭を執られた先輩教員が非常に多く、印刷室でも「渋川といえば・・・」と群馬では「このかた」といわれる特別支援教育の第一人者のお名前を聴き、毎年本学にゲスト講師としてお招きしているとのこと。本学と群馬の近さを実感しました。

ゼミもスタート。
渋川市中央公民館と新たな協働を模索しています。
群馬のもっと深奥へ。

2017年4月15日土曜日

千住フィールドワーク

「諸事、歩かなければ地域は見えない」ということで、足立区内だけではなく「東京未来リーフ」圏内を歩くことに余念のない私です。

千住の「宿場通り」を歩きながら、地域資源を探してみると「結構あるなあ!」と感心しました。1つ1つの「点」を把握しながら研究室にそれを持ち帰って、全体と部分の関係を洗い出してみたり、歴史地図とつきあわせてみたりということをしています。

そうすることで地域に対する思いを紡いでゆくのだと思います。




群馬との新たなかかわり

週末の新町は陽射しは暖かくも空気はまだ冷たいという陽気でした。

さて、講義。履修者100名超・・・日本人学生3分の1ぐらいなんだけど・・・
ひょっとして英語で講義した方がいいのではないだろうかと思いながら、最後はリアクションペーパーを課して、提出を受けながら1人1人と言葉を交わしてみました。

まだ、日本語の方がわかるようなので日本語で行きましょう!
今日は、大学全体の学びのなかで社会科学の基礎を講義で学ぶ意義について明らかにしました。

就活に追われながらではありますが、ゼミも発進しました。

2017年4月12日水曜日

群馬とのご縁

東京に戻りましたが嬉しいことに群馬とのご縁が拡がっています。
これも東武伊勢崎線で群馬につながる場に私を配してくれた天命かと。着任してわずかな期間に、そして今日も。

講義終了後、教壇に近寄ってきてくれた学生と話してみると、数年前の卒業生に私の名を聞いて入学、そして受講しているとか。感動しました。

忘れられない卒業生です。
卒業を数ヶ月語に控えていたその学生は、私が上武に務めた最初の日にキャンパスまでやってきて、院試受験のための指導を受け、院を修了した今、群馬県の教員となって教壇に立っています。瞳のきれいなまっすぐな性格の学生でしたから、さぞや生徒から慕われていることでしょう。

そのかかわりが、今日また新たなかかわりを創っていくということに、深く静かな満ち足りた思いを味わいました。さて、渋川、高崎の研究計画を立てなきゃです。

2017年4月10日月曜日

初回講義が200人とは

さて、本日は未来大での初講義でした。
200人近くの学生が出席し、急遽、大教室への変更となりましたが、つつがなく2コマの講義を終えました。

初回ということでガイダンスなのですが、大学の学びでこの講義を何処に位置づけるのかについての解説に注力しました。すなわち、コミュニティデザインの方法の1つとしての社会学という位置づけです。

本学の大切にしている言葉の1つに「困難を希望に変える」というものがあり、最近、好んで使っています。コミュニティデザインはまさにそのためにあると考えていますが、それが射程とするソフト面だけではなく、ハード面も包含する「地域マネジメント」という語の方がもしかしたら相応しいのかもしれませんね。

ともあれ、きっちり90分の講義を仕上げ、初回にして「先生の講義好きだよ」との言葉を学生から貰いました。その言葉を糧として明日からまたのぼっていこうと思います。足取りも軽やかに家路をたどりました。

追記 一日が長く感じられます。往復5時間という電車での通勤がなくなったからかな。

2017年4月7日金曜日

高崎市環境政策課との協働

私たちの研究室は先月「たかさき環境パートナーシップ会議」に迎え入れていただきましたが、昨年度の活動について市の公式サイトでご紹介をいただきました。
下記のサイトからご覧いただけます。
http://www.city.takasaki.gunma.jp/docs/2016120700049/

今年度も高崎市との協働に力を尽くしていきたいと思います。

2017年4月6日木曜日

今日は入学式でした

好天に恵まれ、桜花爛漫。
式後、道すがら銀座近くの公園で桜を見、有楽町で蕎麦を食べて帰りました。

明日から講義が始まります。


2017年4月3日月曜日

沖縄、群馬、そして東京・下町へ

皆さん、こんにちは。
新年度を迎え、私は東京未来大学に着任し、調査・研究拠点を東京・足立区に移しました。

わが生まれ故郷である東京・下町のコミュニティとの協働を始めながら、これまで同様に群馬県渋川市、高崎市、同市新町地区との絆を深め、そして沖縄・琉球における集落・コミュニティ研究を再開します。

東京未来大学は地域との連携に熱い大学であり、開学当初から足立区行政と連携・協働を深めてきています。また、地元の金融機関を媒介とした地域密着型の産学協同にも力を入れています。未来大に学ぶ学生が、大学の塀を越えて地域で学び、地域に学ぶ過程でシティズンシップを高め、自らのキャリア開発に挑むことを応援していきたいと思います。

また、東京未来大は足立区の周縁、堀切駅近くに位置しています。足立区のなかでもはずれなんですね。でも、このはずれている立地がすごい。足立区・荒川区・墨田区・葛飾区という4区の周縁にあって、周縁の中心なんですね(笑)

さらに、各区の中心を区役所のある場所と単純に考えると、足立区役所から東京未来大へ線を引き、そこからさらに江戸川区役所、葛飾区役所、江東区役所、墨田区役所、台東区役所、荒川区役所にそれぞれ線を伸ばすと葉っぱの葉脈のようになっていることがわかります。私はこれを「東京未来リーフ」と名付けました。このネーミング・ライツは私にあり、ということで(笑)

学生たちのエネルギーは、しずくとなってこの葉脈を走り、地域の人々を潤すことになるでしょう。東京未来大学を東京・下町を潤す拠点とすることができたらなと夢想しています。

下町で学び、下町の未来を創りながら、下町に学ぶ。
その経験を各地にもたらして、日本、そして世界の未来を創る。
私なりに東京未来大学の「未来」の語をこう解釈してみました。

初心忘るべからず。
ということで、辞令交付の日に記した次第です。