2017年4月3日月曜日

沖縄、群馬、そして東京・下町へ

皆さん、こんにちは。
新年度を迎え、私は東京未来大学に着任し、調査・研究拠点を東京・足立区に移しました。

わが生まれ故郷である東京・下町のコミュニティとの協働を始めながら、これまで同様に群馬県渋川市、高崎市、同市新町地区との絆を深め、そして沖縄・琉球における集落・コミュニティ研究を再開します。

東京未来大学は地域との連携に熱い大学であり、開学当初から足立区行政と連携・協働を深めてきています。また、地元の金融機関を媒介とした地域密着型の産学協同にも力を入れています。未来大に学ぶ学生が、大学の塀を越えて地域で学び、地域に学ぶ過程でシティズンシップを高め、自らのキャリア開発に挑むことを応援していきたいと思います。

また、東京未来大は足立区の周縁、堀切駅近くに位置しています。足立区のなかでもはずれなんですね。でも、このはずれている立地がすごい。足立区・荒川区・墨田区・葛飾区という4区の周縁にあって、周縁の中心なんですね(笑)

さらに、各区の中心を区役所のある場所と単純に考えると、足立区役所から東京未来大へ線を引き、そこからさらに江戸川区役所、葛飾区役所、江東区役所、墨田区役所、台東区役所、荒川区役所にそれぞれ線を伸ばすと葉っぱの葉脈のようになっていることがわかります。私はこれを「東京未来リーフ」と名付けました。このネーミング・ライツは私にあり、ということで(笑)

学生たちのエネルギーは、しずくとなってこの葉脈を走り、地域の人々を潤すことになるでしょう。東京未来大学を東京・下町を潤す拠点とすることができたらなと夢想しています。

下町で学び、下町の未来を創りながら、下町に学ぶ。
その経験を各地にもたらして、日本、そして世界の未来を創る。
私なりに東京未来大学の「未来」の語をこう解釈してみました。

初心忘るべからず。
ということで、辞令交付の日に記した次第です。