2018年3月9日金曜日

渋川へ 帰る場所 そのひとつとして

今日から3日間、渋川市中央公民館で定期利用団体(サークル)作品展が開催されます。

さっそく行ってきました。道中、妙義山を彼方に。ここは埼玉県と群馬県の県境となる神流川。渡れば新町です。


上越線の列車が倒木と衝突して渋川以北は普通・復旧の見込不明という状況の下で渋川駅着。


下校する高校生たちが振り替え輸送のバスへ急ぐなか、新町五叉路方向へ。徒歩十数分で中央公民館に着き、まずは来年度の協働について協議。来年度予定する調査・研究についてもアウトラインを説明させていただきました。私からの新しい提案も。

協議が終わって会場へ。
「昨年話したあの方はいるかな?」「いた!」の繰り返しでした。


写真は<かごの会>さんの展示。向こうに俳句の展示が見えます。

一昨年、昨年と、ここには20代の若い世代(私のゼミ生)が何人もいて、それは活気があったものですが、今年は静かで落ち着いた作品展でした。2016年から17年にかけて、ここをコミュニティデザインの最前線として多くの試行錯誤をさせていただきました。

私の顔を覚えてくれている方もいて、あたたかみのある会話を重ねてきました。新町の七夕まつりにお招きしたIさんもいらっしゃって記念撮影まで。

前任校の教員ではできなかったこと、それが今はできる環境にあり、それをここにどのようにつなげるかを考えています。

「昨年までありがとうございました」と何人の方に声を掛けられたことでしょう。そのたびに募るやるせなさ。忸怩たる思い。しかしこれをエネルギーとして新たなかかわりを構想したいと思います。

必ず戻ってきます。



セミ生とよくごはんを食べた<とんでん>を横目に。沼田に行きたかったけれど、上越線が不調にて断念。高崎へ戻りました。


高崎は鉄道ファンの聖地とか。
多くのファンがこの電車を撮影していました。私もノリで一葉。