長年、家族として過ごした猫や犬などの伴侶動物が亡くなったときに、お弔いをする人々が増えています。この願いに答えているのが仏教なのですが、仏教には六道輪廻の考え方があって、動物は人間よりも罪深い存在とされています。いやいやちょっと待て、ウチの子のどこが罪深いだと?コノヤロウと思われる方は少なくないはずです。
そのような考え方が多く残る仏教のなかで、動物も人と同じように悟りを開ける=仏様になれると強調しているようなのが空海さんではないかと見立て、その論拠を探しています。
空海さんの動物観を探そうと、真言宗教学の基盤である「十巻章」を隈なく見てもそこには教判の材料(比喩)として動物が描かれているに過ぎません。そしてそこには3つの偏りがあります。というようなことを報告してきました。
久々の台湾は、台北を通り抜けて新平市・淡水へ。自然豊かなキャンパスでした。台湾っ子のソウルフードもおすすめされるままに食し、リュックの両脇には大輪の花を携えて。路傍に咲く台湾の花々は沖縄の花と似て、美しく、懐かしい香りがしました。
沖縄を研究テーマにする私にとって
台湾はお兄ちゃん・お姉ちゃん