2025年11月10日月曜日

完売御礼 森下ゼミ 学祭2025

私たちのゼミでは学祭をプロジェクト学習の一機会として捉えており、地域における企業さまと協働して、商品を開発し、卸値を交渉して仕入れ、販売する実践的な学習の機会としています。

茶匠おくむら園さまと学生が協働して作った「まろや香」というブレンド日本茶が好評でドリンク、おみやげともに完売。

Tama Coffee Roaster さんと協働して作ったTokyo Mirai Blend 2025。ドリンク、ドリップバッグともに完売。

足立の代表的な和菓子屋・喜田家と卒業生が協働して作った、「密どら」「プリンセスマロン」、喜田家の定番商品「東京1010」、完売。

商品展示

いつもながらの難しいミッションでした。
卸値は交渉はするものの、企業さまも自社ブランドを毀損しないように価格を設定してきます。当然のことです。学祭で売れればいいというだけの視点で販売するのではなく、これまでも、そしてこれからも続く関わりを壊さないように、売り方も上品に、商品のブランド、企業様のブランドイメージを壊さないように売る必要があります。学祭だけで通用する駄菓子のようなものと同じには扱えないのが、これらの商品群です。

心をこめて

毎年、細心の注意を払って販売するのですが、学生いわく「うちとは真逆の模擬店」が同じ教室に入ったことにより、売れ行きと場の雰囲気に陰りが生じてしまい、大変苦戦したようです。そうした状況を乗り越えて、2019年の学祭以来の全品完売を成し遂げることができ、学生には大きな自信になったでしょう。1人あたりの純利は渋沢栄一翁を拝むことができるほどのなりました。この利益から、各社へのお礼、慈善団体の寄付を行い、学生たちの学祭は完結するのです。

開催期間中、卒業生たちが続々と応援に入り、ゼミ生のモチベーションを高め続けてくれました。卒業生たちにとっても、「自分が作ったあの商品がある」「あのイベントが続いている」ということの確認ができ、自分の「原点」を知る機会にもなっているのが、私たちのゼミ出展「Cafe Commune」です。

祝完売 偉業達成

ゼミ生の皆さん、お疲れさまでした。
木曜日、華々しく打ち上げましょう。

2025年11月3日月曜日

伊勢屋かま田さんと練切ワークショップを開催しました

本日は大学近郊の商業施設で伊勢屋かま田さんと学生とで練切ワークショップを行いました。

伊勢屋かま田さんは西新井大師のお近くで和菓子屋さんを営んでおり、斬新なデザインの現代和菓子から伝統的な和菓子まで広く製造されています。区内外にファンが多く、整理券は配布開始から10分もしないで受付終了。総勢72人+保護者の方の来場で大活況でした。

伊勢屋かま田さんと学生は新しい商品開発に取り組んでおり、先日、学生がデザインした新商品案をこのイベントで来場者の方にもお披露目し、どれが食べてみたいかシール投票も実施しました。こちらも通りすがりの方にまで投票していただぃ盛り上がりました。

2025年10月30日木曜日

日本茶アワード2025の審査に参加しました

足立区の誇る茶匠おくむら園さまからお誘いいただき、日本茶業界屈指のイベント「日本茶アワード2025」に参加させていただきました。

昔ながらの言葉を使うなら「利き茶」。短いながらも優雅なひとときを過ごしました。

その後は奥村さんも交えて学祭の商談。教員はそのやりとりを眺めているだけ。いやはや立派に交渉できるようになって頼もしいです。

2025年10月23日木曜日

プロジェクトゼミ始動

今年度からモチベーション行動科学部は「プロジェクトゼミ」というPBLに特化したゼミを走らせています。

学生が興味・関心を寄せる事業を自らデザインし、教員の指導を加味して実践するという学びを内容としています。それだけではなく、全員の共通課題として足立区内の事業者と協働して新たな商品を開発するプログラムがあります。本日は、学生がデザインした新商品案を事業者さまにプレゼン、テクニカルなコメントをいただく会合を催しました。

今後、1ヶ月程度を目処にプロトタイプを製作していただき、さらに検討を重ねることになっています。




2025年10月13日月曜日

足立サークルフェアに出展しました


10月11,12日にわたって開催された足立サークルフェアに未来大の誇るTAMA Coffee RoasterさんのTokyo Mirai Blendとおくむら園の銘茶を出展し、完売となりました。


激励しに行ったらみんなこの小さなテントの中にこもって「お茶、コーヒーいかがですか」と声を出していたのですが、なんで外に出て売り込まないのだろう?時間差で彼らの動きを観察してみると、隣の高校生たちのクッキーがホイホイ売れる一方で、自分たちの並べた商品が売れ残るのを見て、さすかにヤヴァいと感じたのでしょう、外に出始めました。ヤドカリじゃないんだから。

でもやればてきる、いや出来た。ミライフェスの良い教訓にしてくださいね。


屋外のテントブースも盛況でした。



2025年9月21日日曜日

沖縄フィールドワークを終えました

2泊3日にわたるモチベーション行動科学部・教員学生有志による沖縄フィールドワークを終えました。

参加してくださった先生方、学生の皆さんに深謝申し上げます。

詳細は参加してくださった先生方との共著による報告書に書く予定ですが、内容は沖縄の自然、歴史、生活と文化、産業をテーマとしています。

モチベーション行動科学部は、行動科学を専門とするにも関わらず、講義や演習で「現場」に入るフィールドワークを学ぶ機会がありません。この現状に一石を投じるべくデザイン、実践したのが今回のフィールドワークでした。

実施してみて、成果はもちろんですが、今後の課題も露わになりました。この経験をもとに科目「フィールドワーク」設置を目指したいと思います。

ハイビスカス🌺と沖縄の空

2025年9月14日日曜日

学会で仙台へ 

およそ6年ぶりの開催となった日本比較文化学会関東支部・東北支部の合同例会が仙台市・戦災復興記念館で開催されました。雨。

開会前に戦災の資料展示を拝見しましたが、米軍がよくもまあ日本中を隈なく無差別爆撃をしたものだと戦争中の狂気を改めて感じ取りました。日本も重慶爆撃をやったり、狂気は決して一方的なものではないことは確かなことです。戦災からここまでの復興を遂げた仙台の人々に敬意を。

仙台駅からまっすぐ伸びる青葉通り、大木に育った並木が杜の都と呼ばれるに相応しい情緒を醸し出していました。


例会は新進気鋭の研究者たちの発表が続きました。また質疑応答も「育てる」という視点に立つものが多く、この学会の優しさを感じました。お金や時間を取るだけ取って、何も育てない、何も得させない、そうした学会や大学を経験してきただけに、この学会のこうした伝統は守っていきたいと思っています。

今回は懇親会には出席できず、フィールドワーク先の大阪へ移動。滞在わずか7時間の仙台行でしたが、また来ます。