先日、あだち千住銘菓プロジェクトの定例会が開催されました。
形、味についての決定になるはずでしたが、次回定例会に持ち越されました。理由は、ひと言で表現するならば「こだわり」です。
写真の通り、今回の定例会から学生が司会をしています。昨年のプロジェクトではできないことでした。
このプロジェクトについて、学生のキャリア開発力を養成するためのものと私は位置づけていますが、最も重視しているのがコミュニケーション能力と社会形成力の育成です。集団における意思決定をどのように行うのか、それを体感させています。
どちらかといえばナイーヴな青年がよくここまで育ちました。
私が育てたのではありませんよ。
彼自身が踏み出すモチベーションを自ら育んだのです。
ここが最近接領域と見定めたら、環境と方向性を示してあげれば多くの若者は自らを変える重要な一歩を踏み出すものです。モチベーション行動科学部の魅力はまさにこうした環境が整っていることにあります。
足立区の皆さんに心から感謝しています。