2020年2月23日日曜日

クアラルンプールというまち

クアラルンプールを訪れました。
植生はまごうことなく熱帯雨林気候です。



イギリスの植民地だった地域の名残でしょうか、抑制の効いたまちづくりをしているように感じました。特にゾーニングにおいて。



あるいは、この国の国教であるイスラム教の影響も強いのだと思います。ヒジャブをまとう人びと、主旋律としてところどころで目にする黒という色、熱帯の陽光にイギリスのネオ・ゴシックも映えますが、モスクはなおのこと目に焼きつきます。



まちづくり・都市計画の講義に用いることができるのは、多文化共生という点でしょうか。そのなかでもブミプトラ政策の功罪については、公共経営、公共政策の視点から特に時間を割けるところだと思います。



今回はJETROクアラルンプールを訪問させていただいたのですが、マレーシアの現況に関するレクチャーは大変有意義で講義・研究に活かすことのできる内容でした。ご担当いただいたJETROの皆さまに感謝申し上げます。