地元にねざす金融機関・足立信用金庫がコロナ渦をものともせずに開催した「あだち夢の菓子コンテスト」
その表彰式に学長のご名代として参列し、「東京未来大学賞」を授賞してきました。
会場
このコンテストではウチのゼミ生が足立区長や東京商工会議所足立支部長の皆さまと同じ席に座らせていただいて審査員を務めたのです。
数ある応募作品のなかからその学生が選んだのは、この作品。足立区内の小学6年生の作品でした。
受賞者中、唯一の男の子の作品
この作品を選んだ学生はカフェでアルバイトをしているのですが「女子大生がカフェでお茶をするときにあったら思わず食べたくなるような」というのが選出の理由でした。いろいろな食感が味わえそうですよね。
グランプリ作品と準グランプリ作品はすでに試食用に出来上がっていて、授賞式の後は皆さんと共に試食会場に。これが超うまい!「お菓子のまち 足立」を十分アピールできる味に仕上がっていました。
グランプリ作品 小豆と苺と栗のスポンジケーキ
準グランプリ作品 小松菜 豆乳プリン
(小松菜を足立では「足立菜」と呼びます)
東京未来大学賞を受賞した男の子と保護者の方と懇談しながら上記の作品を食したのですが、このお母さまにしてこの子ありということがわかる、あたたかみのなかに凜としたものをお持ちの素晴らしい方でした。受賞者の男の子は、小学校最後の学年が新型コロナウイルスの影響で大変なことになってしまいましたが、この受賞を運気の高まりにつなげ、どうかたくましく育って欲しいと思います。そして、いつかどこかで足立のために協働できるといいなあと夢想したり。
コミュニティをデザインする、人と人とをつなげる、人と人とがつながることの価値を実感しながら帰途についたのでありました。