今日の東京は早朝から雷が鳴り響いていました。春雷、春の訪れですね。雷とともに雪が降り、三島由紀夫『豊饒の海 春の雪』を思い起こしました。
冷たい空気のままですが昼過ぎには陽光が射し、切り取った絵だけを見れば「春到来」。
墨堤沿いの八重桜
さて、大学に行けば公共キャリアを目指す学生が集ってきて研究室は勉強部屋に。
本日の研究室
「売り手市場」が続く「就活」は、就職率を競うのではなく、いかに自己実現に寄与しうる職場に就くことができたか、その質を問われる時代になりました。なんでもいいから内定を取って来いという就職指導ではなく、その学生の全人生を見据えたキャリア戦略の策定を手伝い、その初陣としての「就活」でどのように戦術的勝利を得させるかが課題です。それはまた戦略的な勝利に沿うものでなりません。
公共キャリアを担おうと志す学生は、学生生活の早い段階から自らのキャリア開拓と勉学とをつなげながら学生生活を送り、結果として濃い学生生活を送ることがほとんどです。今日、研究室に集った学生も。こうしたゴール設定をして学ぶことの大切さを、本学だけでなく全国の大学で、新入生ガイダンスなどで特に強調してもらいたいと思います。