仕事をこなした後、夕方、関原三丁目商店街へ。
来年度、足繁くこの一帯に通い詰めることになると思うのですが、今年半ばからご縁を結んでいただいたことへの感謝と来年以降のご挨拶を兼ねて。
昨日の方が人が出ていたと聞きましたが、いつもの平日よりは活況を呈していました。
お茶屋さんでお正月に嗜むお茶を求めれば、縁起にと福茶をいただき、
りんごくださいといえば1つサービスしていただき・・・
コミュニケーションを伴う買い物は楽しさは商店街の買い物の醍醐味ですね。他の消費者によるレビューを参考にするのではなく、納得するまで聞きたいことを商店主に聞いて買い物をし、フィードバックは次の買い物のときに。
1つ驚いたことがあります。
講義で、あるいはプロジェクトでこの商店街に入った学生が時々お茶をいただきに商店街にフラリと訪れているということをお店の方から伺いました。たしかに講義で全面的受容のために「どっぷり浸かれ」と説きましたが、そうした学生が私に何を言うこともなく、寡黙に実践する者が出現したことはとても嬉しい報せでした。
この嬉しい知らせがさらに私を前のめりにさせることになるのだろうな、との予感を胸に。帰り道のバスの車窓から眺める残照は「暮れなずむまちの 光と影のなか」という歌の一節そのままの光景でした。
沖縄で鍛えられたコミュニティにおける公共空間の調査・研究手法。これを、群馬、足立区をはじめとする東京の下町に応用しながら、学生とともに。おもにその活動を記録していきます。
2017年12月30日土曜日
2017年12月21日木曜日
#雷おこしプロジェクト プロダクトデザイン
#雷おこしプロジェクトが「実学」の段階に入ってきました。
今日は学生定例会。
女子学生がプロダクトデザインにこだわります。ワァワァ言いながら。男子学生はアシスト。この適材適所感が素晴らしい。
その結果、できたものを携えて、夕方から関三商店街まで男子学生3人と「商談」に行って参りました。ビジネスですよ。
お正月から節分、桃の節句によく合う甘酒味メインのパッケージです。さらに卒業・入学シーズンには、大切な方の未来を興す「みらいおこし」を贈答品に。
お茶屋さんからは「みらいおこし」の名で売りたいとのお言葉。3人とも男泣きです(ウソ)
またお茶屋さんからいただいた課題を携えて堀切に。
明日からまた試行錯誤の日々が再開します。
今日は学生定例会。
女子学生がプロダクトデザインにこだわります。ワァワァ言いながら。男子学生はアシスト。この適材適所感が素晴らしい。
その結果、できたものを携えて、夕方から関三商店街まで男子学生3人と「商談」に行って参りました。ビジネスですよ。
お正月から節分、桃の節句によく合う甘酒味メインのパッケージです。さらに卒業・入学シーズンには、大切な方の未来を興す「みらいおこし」を贈答品に。
お茶屋さんからは「みらいおこし」の名で売りたいとのお言葉。3人とも男泣きです(ウソ)
またお茶屋さんからいただいた課題を携えて堀切に。
明日からまた試行錯誤の日々が再開します。
2017年12月20日水曜日
アンチ・#リクナビ、アンチ・#マイナビ的な
一言で言えば「探検者」という就職。
ここ2週間ほど連続して本学に若いサムライをお招きして、学生とそのお話を聞く機会を設けました。
お一人は、小学校教員採用試験を突破できる力を持ちながら、あえて社会教育に身を投じて、子どもに関わる仕事をしていらっしゃる方。文京学院大学の教え子です。
もうお一方は、大学卒業後、留学を経て、企業ではなくあえてNGOグリーンピースで働くことを選んだ方。同じ理想を共有している方です。
どちらの方も、いわゆるリクナビ、マイナビ、そしてリクルートスーツというお決まりの「就職道」を歩いてこなかった方ですね。彼らのお話は、常道ではないだけに刺激的であり、冒険者、探検者としてのいまの彼らのありようが学生の心にたしかに刺さったことがレポートを読むとわかります。
一般的な企業就職以外の「もう1つの道」を示しておくことによって、選択肢を拡げておきたいなということもありますが、学生たちに「公共」とは何かについて今一度考えてもらうためのプロセスでもあります。
教育は学校だけが担うものではないこと。
外交は国家に任せておけばよいというものではないこと。
前者の方は、子どもたちと本質的に楽しい関わりを維持しながら、制度に邪魔されずに教育に携わっている。
後者の方は、公権力が目を敢えて覆っているところを見過ごさず、人びとを啓発し、意識を変え、持続可能な社会をつくっている。
公共は公権力だけのものではない。
学生たちがレポートで表現した言葉はさまざまです。
そのなかでも「後輩たちにも聞かせたい」という言葉がこの出会いの価値の大きさを物語っていると思います。私も学ぶことが多かった意義ある時間でした。
おふたりのゲスト講師の方、ありがとうございました。
ここ2週間ほど連続して本学に若いサムライをお招きして、学生とそのお話を聞く機会を設けました。
お一人は、小学校教員採用試験を突破できる力を持ちながら、あえて社会教育に身を投じて、子どもに関わる仕事をしていらっしゃる方。文京学院大学の教え子です。
もうお一方は、大学卒業後、留学を経て、企業ではなくあえてNGOグリーンピースで働くことを選んだ方。同じ理想を共有している方です。
どちらの方も、いわゆるリクナビ、マイナビ、そしてリクルートスーツというお決まりの「就職道」を歩いてこなかった方ですね。彼らのお話は、常道ではないだけに刺激的であり、冒険者、探検者としてのいまの彼らのありようが学生の心にたしかに刺さったことがレポートを読むとわかります。
一般的な企業就職以外の「もう1つの道」を示しておくことによって、選択肢を拡げておきたいなということもありますが、学生たちに「公共」とは何かについて今一度考えてもらうためのプロセスでもあります。
教育は学校だけが担うものではないこと。
外交は国家に任せておけばよいというものではないこと。
前者の方は、子どもたちと本質的に楽しい関わりを維持しながら、制度に邪魔されずに教育に携わっている。
後者の方は、公権力が目を敢えて覆っているところを見過ごさず、人びとを啓発し、意識を変え、持続可能な社会をつくっている。
公共は公権力だけのものではない。
学生たちがレポートで表現した言葉はさまざまです。
そのなかでも「後輩たちにも聞かせたい」という言葉がこの出会いの価値の大きさを物語っていると思います。私も学ぶことが多かった意義ある時間でした。
おふたりのゲスト講師の方、ありがとうございました。
2017年12月9日土曜日
群馬をゆく 〜富岡・下仁田FW
本日、わが愛弟子とともに西毛路のFWへ。
2人ともこの地の出身で上武大学でわが研究室に在籍し、ともに在学時から行政との協働及び新しい行政を担う主体との協働に励み、現在、公共キャリアに就いています。
私が西毛の道を歩くのは初めてなので、まずはこの地の神々に「この2人をよろしくお願いします」の意を込めつつご挨拶。
3人でこれまでのことやこれからのことを話しながら今後の調査・研究課題の端緒を見出すことができたり、意義深い日となりました。
2人ともこの地の出身で上武大学でわが研究室に在籍し、ともに在学時から行政との協働及び新しい行政を担う主体との協働に励み、現在、公共キャリアに就いています。
私が西毛の道を歩くのは初めてなので、まずはこの地の神々に「この2人をよろしくお願いします」の意を込めつつご挨拶。
3人でこれまでのことやこれからのことを話しながら今後の調査・研究課題の端緒を見出すことができたり、意義深い日となりました。
2017年12月7日木曜日
#雷おこしプロジェクト 広報第4号
さて、急速な展開を見せる雷おこしプロジェクトです。
関三通りのお店から初の発注を受けることができるかもしれないと色めきだちつつも、3月のデビューに向けてのパッケージ案や売り方についての話し合いが続いています。
甘酒味は食べたあとにほのかに鼻に抜ける甘酒の風味が、お正月や節句に合う逸品です。贈答品に最適ですね。
こしょう味はスパイシーでこどもには辛すぎるかも知れませんが、酒飲みからは必ずといってよいほど、これビールに合うねぇとのコメントをいただけます。
鰻のたれ味は甘じょっぱさが腹ぺこのおなかを満たしてくれる、食べたら止まらぬ味です。かっぱえびせんの比ではありません。
さて、これをどう売るか。
未来大のお家芸、複合的な学び(心理×マネジメント)を下町というフィールドで実践する・・・それを今まさに学生たちは体感しています。
もちろんチームとして動いていますから、さまざまな人間の感情が渦巻きます。それを1つ1つメンテナンスしながら、リーダーシップとフォロワーシップとで支え合い、前進しています。着実に、誠実に、実践的な学びをひとつひとつこなしていく彼らをそばで見ていることに喜びを感じています。
関三通りのお店から初の発注を受けることができるかもしれないと色めきだちつつも、3月のデビューに向けてのパッケージ案や売り方についての話し合いが続いています。
甘酒味は食べたあとにほのかに鼻に抜ける甘酒の風味が、お正月や節句に合う逸品です。贈答品に最適ですね。
こしょう味はスパイシーでこどもには辛すぎるかも知れませんが、酒飲みからは必ずといってよいほど、これビールに合うねぇとのコメントをいただけます。
鰻のたれ味は甘じょっぱさが腹ぺこのおなかを満たしてくれる、食べたら止まらぬ味です。かっぱえびせんの比ではありません。
さて、これをどう売るか。
未来大のお家芸、複合的な学び(心理×マネジメント)を下町というフィールドで実践する・・・それを今まさに学生たちは体感しています。
もちろんチームとして動いていますから、さまざまな人間の感情が渦巻きます。それを1つ1つメンテナンスしながら、リーダーシップとフォロワーシップとで支え合い、前進しています。着実に、誠実に、実践的な学びをひとつひとつこなしていく彼らをそばで見ていることに喜びを感じています。
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