仕事をこなした後、夕方、関原三丁目商店街へ。
来年度、足繁くこの一帯に通い詰めることになると思うのですが、今年半ばからご縁を結んでいただいたことへの感謝と来年以降のご挨拶を兼ねて。
昨日の方が人が出ていたと聞きましたが、いつもの平日よりは活況を呈していました。
お茶屋さんでお正月に嗜むお茶を求めれば、縁起にと福茶をいただき、
りんごくださいといえば1つサービスしていただき・・・
コミュニケーションを伴う買い物は楽しさは商店街の買い物の醍醐味ですね。他の消費者によるレビューを参考にするのではなく、納得するまで聞きたいことを商店主に聞いて買い物をし、フィードバックは次の買い物のときに。
1つ驚いたことがあります。
講義で、あるいはプロジェクトでこの商店街に入った学生が時々お茶をいただきに商店街にフラリと訪れているということをお店の方から伺いました。たしかに講義で全面的受容のために「どっぷり浸かれ」と説きましたが、そうした学生が私に何を言うこともなく、寡黙に実践する者が出現したことはとても嬉しい報せでした。
この嬉しい知らせがさらに私を前のめりにさせることになるのだろうな、との予感を胸に。帰り道のバスの車窓から眺める残照は「暮れなずむまちの 光と影のなか」という歌の一節そのままの光景でした。