2021年9月3日金曜日

Stay Home から Stay Community へ

ワクチン副反応からヨボヨボと立ち上がっております。

ここ最近のいくつかの出来事をまばらにご報告していこうと思います。備忘のためでもあります。結構いろいろなことがありました。

学生がまた喜田屋さんにお世話になります。具体的なことはまだ書けませんが(ホントに未定)、学生が喜田屋さん本社にヒアリングに行って参りました。その予備調査となるアンケートも実施したりして、いろいろなことが進んでいます。

喜田屋さんには学生を育てていただく環境を長期間にわたってつくっていただいておりますが、なぜ長続きするのか。それは「また喜田屋さんのお店に行きたい」「社長に会いたい」という学生が何世代にもわたって続くように、学生を引きつける魅力をお持ちだからだと思うのです。

もちろん喜田屋さんばかりではなく、これまでも学生を魅了し続けた地域の皆さんがいらっしゃって、私たちは、地域に学び、地域を創ることを学んできました。その数たるや!

こうした学生の思いの根底にあるのは学生が「自分たちは使われるだけの存在ではない」ということのように思います。そして、「人と人とをつなぐこと」をかけがえないこととして尊重するNPO、区役所(シティプロモーション課)の皆さんの強いバックアップがあればこそ。

いま、コロナ渦によってさまざまな地域活動が停滞しています。

感染リスクを考慮しなければならないことは当然。とはいえ、友達に会いたい、一緒に活動したい、大学生としてキャンパスライフを送りたいという、学生の願い。お祭りやイベントを開きたい、地域が寂れていくのをみていられない、そのような地域の皆さんの思い。これらにどう答え、どのようにつないでデザインしていくのか。

私は、信頼可能なコミュニティの創造と拡大によって、Stay Home からStay Communityへの流れをつくり、人の活動の幅を拡げていくことを考えています。今後のコロナウイルスの感染状況を見すえながら、しぶとくやっていく。研究室の方針としてそんな旗を掲げていこうと思います。

はじめての「交渉」