縦割り化された行政は、もはや統合運用能力という点で地域の諸課題については特に、NPOなどの民間活力に先んじられていることを実感しました。課題に対して、とにかく早く実効力ある成果を出そうとする民間活力と、権威と形式と法定手続を整えた上でご出陣となる行政。今後の行政について、実施主体としてあり続けることの難しさを感じます。
お昼には僕から直接進路指導を受けていた学生が2名、途中で来なくなってしまった学生1名を帯同の上で来室。公権力の行使者となる2人が、まだ内定を得られていない1人を励ましつつ、コミュニケーション能力を高めるための僕の指導を受けるように推奨してくれていました。それがあまりに大げさに言うので大笑いして、余韻の笑みを噛みしめつつ、午後の講義へ。
我ながら気合の入った講義。
講義後はゼミ長と2年生に対して進路及び地域課題の研究について個人指導。来週はゼミ長を帯同しての出張があるので、それについても見解の擦り合わせ。日も暮れたので、食べようととってあったチョココロネを2人に紅茶を添えて供出。
帰る2人を見送って、学会へ参加するまでに読もうと思っていた本を図書館へ借りに行き、同時に新聞数紙を斜め読み。
研究室に戻った後は週末の残務処理をして帰宅の途に。
充実した1日でした。