新年度を迎えてはやひと月。
慌ただしく過ごしておりました。
講義もおよそ3周したところでGWということになりますが、研究室では新しい枠組を整えました。学生が身近なまちづくりの主体や基礎自治体などに関わることにより、学生のシティズンシップを上げること、それが当研究室の教育の主軸ですが、今年から4年生と3年生がともにプロジェクトを担う体勢を、より強化します。
すでに形式的な引き継ぎは終え、実質的な引き継ぎへと移行していく予定です。3年生は4年生に連れられてフィールドに出て地域課題を継承、発見することになります。
さらに、4年生はこれまでのフィールドワークで得たことをデータに直して、それを解析することを学びます。
多くの大学で、本来であれば高校までの公民科で学ぶべき内容を積み残してきている学生が見受けられます。決して少なくない数になりましょう。大学生に対するシティズンシップ教育の必要性を感じる今日この頃です。18歳、19歳が選挙権を行使する初めての国政選挙を前に、心からそう思います。