夏にお世話になった日本語ボランティア・サークルの学期中の活動の模様を見学に行ってまいりました。平日の1日のみ夕方から夜にかけて90分の活動のため、弾丸のように行って帰るという慌ただしい訪問になりましたが、意義深いひと時を過ごせました。
サークルの活動するキャンパス最寄りの駅から車を使ったのですが、博多の夜の闇は濃くて深い、そんな気がしました。
その闇を暖かい色のキャンパスの照明が照らし、その下で多文化共生の地道な活動が続けられていました。中国からの留学生2人と会話をしながら、また新たな展望を描くことができました。
これは現地に行かなければ感じられず、閃くことのないものです。
それゆえ、織るように現地と居所を往復しなければならず、糸を紐に紐を綱に撚ってこそコミュニティ研究はようやくその入り口に立つのです。サークルの主宰者をはじめ、サークルに関わる全ての方に感謝いたします。ありがとうございました。
キャンパスの一角で 熱気あふれる空間