2024年7月27日土曜日

前期最後のゼミ

休講1つ分の補講のゼミを本日開催し、前期の全講義日程が終了しました。学生諸君お疲れさまでした。でもまだ中間発表会がありますからね。気を抜かないようにしてください。

本日のゼミは卒業研究の中間発表の内容を学生に報告してもらったのですが、例年通り、プロジェクト報告の進行は早く、論文は少し遅れを取っているという状況でした。後者は研究の目的から研究の方法へのデザインがまだまだという学生が多く、指導はそこに集約された感があります。もっともっと先行研究にあたってください、ということにつきましょうか。これは自戒を込めて、ということになりますね。

板書

さて、私はといえば、さまざまな体調不良が重なってシビアなスケジューリングを強いられる前期でした。こんな時に限って新たに大きなミッションが降ってくるのですが、自分を育てる種子として大切に育てていくつもりです。

教授という職をいただいたときに、先輩教員が「これからは本数ではなく、1年に1回、質の高い1本の論文執筆、学会発表をしなさい」と諭してくださいましたが、相変わらず「よろず相談承り候」の商売で、不思議な力に導かれていつも何か追い立てられるように書いており、結構な頻度で出張が続いています。こうしたことは無常の楽しみなのですが、不気味な感染症が一向に終息を見せない昨今、今後は体調管理も大事に、優先?していきたいと思います。

さて、そんなこんなでこの研究室も今年度の折り返しを迎えます。されど、キャンパスは今日も明日もオープンキャンパスで、たくさんの方々が来場して賑わいを見せています。研究室から眺めると皆さんがさしている日傘がかわいらしいお花のように見えます。日傘も雨傘として使えるほうが望ましい最近の天気ですね。

 

稲妻 研究室から