渋川市といえば、日本全国から視察に訪れる消防が有名ですね。公民館が避難所となるような緊急事態を念頭においてシミュレーションを実施するのが「避難所運営ゲーム」なのです。なんとかGoのようなゲームではないのであしからず。
この催しのフライヤーを制作したのが、昨年から渋川研究にかかわっているわが研究室のデザイン系志望の学生です。
また、昨年この催しに参加させていただいた学生が、この春に熊本の被災地に入ったのですが、その経験を報告する機会を与えられています。
このシミュレーションへの参加から公務員志望を固めた者も居り、公民館行政との協働が彼らの防災時のシティズンシップを向上させ、キャリア開発にまで波及する実例がここにはあります。春の催しで学生を可愛がってくださった住民の皆さんが数多く参加していただけるならば、人のつながりがまちの力を向上させるという良い実例となりましょう。
いずれは渋川シェイクアウトまで持っていきたいものです。
まちづくりはひとづくり、ひとづくりはまちづくり。つながりの中でまちとひととを育てていくのがコミュニティ・デザインです。
良い流れができあがってきました。輪をもっと広げていこうと思います。