2017年1月30日月曜日

学部全体の卒論発表会を終えました

本日は、経営情報学部全体の卒業論文発表会が、渋川中央公民館から職員の方を迎えて、開催されました。我が研究室からは2人の学生が発表しましたが、秀逸な出来だったと思います。

1つのテーマは、渋川市中央公民館における避難所運営ゲームについて、もう1つが伊香保公民館におけるサークル活動と学校のクラブ活動・部活動との融合に向けた基礎研究といったところでしょうか。後者のテーマが好評だったようで、学内研究会での発表に進みました。

学科長の司会・進行では
公民館からのお客様にもお話を振っていただき、昨秋に締結した連携協定の実質化が着実に進んでいることを感じました。こうした人の往来による小さな蓄積が大切なのだと思います。勘違いしがちですが、締結した事実をもって新聞の紙面を飾ることが「連携」ではないですから。

自ら軽々と動くこと、これが肝要なのだと己に言い聞かせつつ。

2017年1月28日土曜日

渋川・赤城でのFW

本日は朝から渋川・赤城へ。

1年に1度しかない石造不動明王立像拝観とそれをめぐる人々のようすを把握するためのフィールドワークを2年前から狙っていたのですが、今日ようやく実現しました。旧正月でもあり縁起がいいなと思いながら。

不動明王と並び建つのが宮田神社で双方ともに宮田を見下ろす山腹に位置するのですが、コミュニティ・固有信仰というキーワードに沖縄での日々を想い出しました。

まずは集落の鎮守となる社へと、急な階段を転げ落ちないように、階段にしがみつくように登りながら懐かしい感覚が戻ってきました。

これはウタキ(御嶽)だと。

沖縄においてウタキは集落発祥の地であり、そこを原点として徐々に低地へと集落移動をし、現集落に落ち着いているのですが、ウタキと集落という軸線上にあるのが神アサギ・トゥンという空間です。神アサギ・トゥンが建物か空間かということについては学説上の対立があるのですが、本島全集落へのFWで現況を把握して私は「空間」であると結論づけました。

そんな懐かしさだけでなく、前進することについての勇気と、改めて渋川・群馬との絆を深める力を頂戴して帰ってきました。今日もまた素晴らしい一日でした。
旧正月 不動明王 




2017年1月24日火曜日

経営情報学部4年生の卒業研究発表が終わりました

コミュニティに、なじみ、かかわり、ふかめて、みつける、「なかふみ」の実践。
みつけた課題に肉薄して、調べ、調査内容を分析して考察し、目的に対する結論を導く。

新町、渋川とよくぞここまでやり遂げたなと思う発表ばかりでした。実証主義的な研究風土をここに打ち立てることができたのではないかと思います。

来週は、本日発表した学生から数人を選抜しての学部での発表になります。
経営情報学部最後の学生たちに有終の美を飾らせてあげたいと思います。

そういえば、3年前、私が着任したのが経営情報学部の学生募集停止の年でした。歓迎会の宴席にもかかわらず、歴史の彼方に去りゆく経営情報学部へのお別れの意味で、片手にライトを持ちながら「蛍の光」を先任教員の皆さんとともに唄ったことが想い出されます。

新しい公共を担う主体との協働、行政との協働
コミュニティをデザインするプロセスに参画しながら
学生のシティズンシップを向上させ、ライフキャリアを展望させる

私がその背中を押していた学生諸君が、いつの間にか私の背中を押している、
そんな素晴らしい1日でした。

2017年1月12日木曜日

からす川クリーン探鳥会

高崎市環境政策課の主宰する「たかさき環境パートナーシップ会議」のスキームで「からす川クリーン探鳥会」を開催します。会議に参加する日本野鳥の会とも協働します。この「たかさき環境パートナーシップ会議」には3年前からオブザーバーとして参加していたのですが、ようやく正式に参加ということになりそうです。会議に参加し続けた学生たちの地道な努力が実ったということになります。行政との協働では特に、先を見すえ、長期的な視点で物事を進めないと。我欲につながる短期的な利益を求めても、公益からはかけ離れてしまうものでありまして。

3代に渡るゼミ長及び今年から行政職員になるY君、君たちが歴史を前に進めたんだよ。ありがとう。

さて、このイベントに先立ち、 1月23日にラジオ高崎でうちの学生が研究室のテーマや活動を紹介することになっています。



2017年1月7日土曜日

伊勢崎駅前の調査に入りました

本日は午後から研究室の伊勢崎班学生諸君と伊勢崎駅前の現地調査に。
賑わいを創出するための基礎調査で利用者の意識や心理量を測定するためのものです。久々に因子分析とかやろうかなと。

私の専門の1つ建築計画学は計画(デザイン)するために心理学の築いてきたものを使わせていただくのですが、その1つが因子分析です。学生にもきちんと伝えておきたいなと思います。

とても寒い日でしたが、伊勢崎班学生はよく頑張ってくれました。

お世話になっている伊勢崎市職員の方が激励に来ていただいたりと、つながることの大切さをしみじみ感じる1日でした。

そして、調査が終わりにさしかかる時間がちょうどこの画像の時間帯に。
伊勢崎市の都市計画部<中心市街地整備事務所><都市開発課>がリードする「冬の賑わい まちなかイルミネーション(まちなか賑わい創出事業)」です。

駅前をイルミネーションが華やかに演出しています。青のイルミネーションがひときわ鮮やかです。市職員の方にご案内戴き、「ここからの眺めがベストショット」という1枚を撮らせて戴きました。

1月15日まで毎日午後4時30分〜午後9時、開催しています。


2017年1月3日火曜日

箱根駅伝2017ゴールを見る

箱根駅伝を大手町にて観戦して参りました。
本学は15位にてゴールしました。駅伝部に関わるすべての方々に、今年も年頭から、往路8人抜きのメイクドラマを含め、感動を与えていただきありがとうございました。

応援に出遅れまして、私は遙か彼方から声を張り上げるだけでしたが、今年は伊勢崎市だけでなく、渋川市の本庁舎や中央公民館でも応援の展示をしていただき、多くの上州人の声が出場選手の背中を押してくれたのではないかと思います。

他大の応援を垣間見ながら帰途につきました。
カレッヂ・スポーツっていいものですね。
上武大学でこの醍醐味を知り、観戦は今後の人生を豊かにする趣味の1つになりそうです。

2017年1月2日月曜日

箱根駅伝往路8位!

新年早々、喜ばしい結果です。
5区8人抜きの森田君、ゴールした後に走り来た道を振り返り清々しい礼をしていましたが、そこにやまとごころを感じました。

駅伝部諸君、明日も素晴らしいパフォーマンスを期待しています。

http://www.yomiuri.co.jp/hakone-ekiden/2017/news/20170102-OYT1T50034.html

2017年1月1日日曜日

新年を迎えて

明けましておめでとうございます。
高崎だるま市で迎える新年です。

高崎駅から伸びる市役所までの都市の軸線は高崎市を代表する都市景観の1つです。各イベントではここが効果的に使われていますが、だるま市も例外ではありませんでした。ど真ん中で開催され、大賑わいでした。

今年は、都市問題、都市と人口減少地域をどのようにつなげていくかについても研究室の課題として考えていきたいと思います。
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。