人は、自らに関心を持つ者に、相応の、あるいはそれ以上の関心を示し、相互行為(interaction)のなかで愛情を育み合う。ゼミなどの人間関係においても。
ここ数日間ではありますが、多くの学生が互いの「行為」への関心を示し合って「価値」を創造できました。学祭パンフのデザインです。
篠原製菓さんとの協働・協創ももう3年。社長さんに学生を鍛えてもらいながら、アクティブ・ラーニングの機会として今回の出店を捉えています。最初はフォーメーションもマネジメントもギクシャクしていたね。でも、励まし励まし、誰も「無関心」を示さなかったことが幸いでした。
相互行為において忌避すべきは無関心です。
関心は持っているけれど、伝えにくくて・・・というならば、そのスキルを磨かなければならないでしょうし、あえて伝えようとしない「思い」は相手に失意を覚えさせ、その心を傷つけるかも知れないことを悟るべきでしょう。一方的な行為を要求することはもちろんのこと。
滑り出したばかりの人間関係において留意すべきは時間と空間の近接性を保ちながらコミュニケーションを増やすことです。SNSという手段も上手に駆使してね。
そんなこんなで、今回、4月中旬から始まったうちのゼミは最初の山を越えたような気がします。声を掛け合う、気にし合う、一日の中で相手を想う時間を取る・・・そうした学生の活動を垣間見た数日間でした。素晴らしいな、私個人もそうありたいと願いつつ、徒然なるままに思いを書き連ねてみました。
学祭、成功するよう祈ってます!