キャンパスに足を踏み入れた途端にスピリットを感じさせる大学の1つだと思います。とても清澄な空気感。新島襄先生、あなたは偉大です。あなたの精神は百年を超えて生き続けている。若い世代がそれを受け継いでいる。大学とはこういうところです。なにか「永遠なるもの」に思いをはせるところ。それが大学だと思うのです。
良心館という校舎をお借りして、私は沖縄県大宜味村の神アサギの形態上の変化について報告してきました。前副学長、同僚教員に応援に来ていただき、本学のあたたかみを感じる学会参加でした。
私は沖縄研究をライフワークとする者ですが、このライフワークはこの学会において反映・貢献させていただこうと考えています。国頭、大宜味を終え、東村から名護市、本部町と今帰仁村、どちらに足を向けようか検討しています。
さて、四条河原町から同志社に行く道のり。
京都市役所を見物したり
島津製作所のファサードに感動したり
祭の準備をする人々を眺めたり
町家の風情を楽しんだり
(この奥行き感こそが京都の深みであり凄み)
御所わきを通って
青もみじを楽しんだり
していました。
これもフィールドワークを生業とする者にとっては必要な業務でありまして、決して遊んでいるわけではありませんよ。
発表後は、懇親会に出られなかったのは残念ですが、そのまま社会調査に直行。
もっとゆっくり時間を取りたかったのですが、2時間の枠の中での調査でした。以前から、会いたいと切望していた方だったので、会えて心の底から嬉しかったですね。数日来のイライラが解消されました。調査過程で癒やされる、思いの響き合う調査でした。
でも、不足感のあるインタビューだったので、これは継続調査案件。しばらく通うことになりそうです。
初夏に向かう京都を楽しんでいます。