深夜まで添削。
まあ仕方ないよね。と思いつつもこれは薄給に過ぎるなと嘆きを入れつつ。
愛用の文豪シリーズのスタンプ。いつでもどこでも朱入れのためのLUMMYのサファリ・イエロー。鮮烈な、そして色褪せないイエロー。リーズナブルな価格なので、何本も持っています。
Miles Davis 「死刑台のエレベーター」を聴きだすとちょうど丑三つ時。この時間のこの曲はどこかで地獄への扉が開くような感覚を覚えます。
書斎にいるふわふわはスヤスヤ寝ており、
カラスのように黒い子はごはんのおねだりかと思いきや「遊ぼうよ」でした。
最近、座り姿がとても美しい子になったと感じます。三車線道路の中央分離帯で車が行き交うなか大きな声で泣き喚いたところを保護した子です。
夜、こうして猫といると、作家が猫を愛するのがわかるような気がします。それは深更に及ぶ書き物にもかかわらず、遊んだり、遊んでもらったり、一緒に過ごしてくれる、そういう子たちだからです。その誠実さ。本人たちは微塵も意識していないでしょうけれど。
人の場合、たとえば、電話するよと言ってもしなかったり、一緒にと言っておきながらそうしなかったり、ロゴスを得たばかりに人は人に対する不信をいとも容易に撒き散らすことに。我が身を省みても。
さて、そうこうしているうちに添削を終えることができました。
この「死刑台のエレベーター」をすべて聴き終えたら寝ることにしましょう。
明日もHard Workが続きます。
でも、向こうに、長く続いたトンネルが果てるその光が見えてきています。